2021年08月27日

食パンや輸入小麦から除草剤グリホサート検出

ネット上の記事はすぐに消えてしまうことが多いので、
自分が興味を引かれた記事をここに
自分用の記録(備忘録)として保管しておきます。



食パンや輸入小麦から除草剤グリホサート検出

令和3年8月27日更新







●「自国民は食べない」小麦を輸入する日本の末路
2021/8/27(金) 13:01配信

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東洋経済オンライン
(写真:Daniel Balakov/iStock)

徹底した規制緩和で、食料関連の市場規模はこの30年で1.5倍に膨らむ一方、食料自給率は38%まで低下している。
世界的な人口増による食料需要の増大や気候変動による生産量の減少で、食料価格が高騰し、輸出制限が懸念されるなか、日本は「食の安全保障」を確立できるのか。新著『農業消滅』は、日本の農業が今どのような危機にあるのかを伝えています。

NG食品を見極める、商品ラベルの「裏読み」術

本稿は同書から一部を抜粋・編集しお届けします。

■「自国民が食べないもの」が日本に送られている

 アメリカの穀物農家は、日本に送る小麦には、発がん性に加え、腸内細菌を殺してしまうことで、さまざまな疾患を誘発する懸念が指摘されているグリホサートを、雑草ではなく麦に直接散布している。収穫時に雨に降られると小麦が発芽してしまうので、先に除草剤で枯らせて収穫するのだ。枯らして収穫し、輸送するときには、日本では収穫後の散布が禁止されている農薬イマザリルなどの防カビ剤を噴霧する。

 「これはジャップが食べる分だからいいのだ」とアメリカの穀物農家が言っていた、との証言が、アメリカへ研修に行った日本の農家の複数の方から得られている。

 グリホサートについては、日本の農家も使っているではないか、という批判もあろう。だが、日本の農家はそれを雑草にかける。

 農家の皆さんが雑草にかけるときも慎重にする必要はあるが、いま、問題なのは、アメリカからの輸入穀物に残留したグリホサートを、日本人が世界で一番たくさん摂取しているという現実である。

 しかも、アメリカで使用量が増えているので、日本人には小麦のグリホサートの摂取限界値を6倍に緩めるよう要請され、日本政府は2017年12月25日に、「クリスマス・プレゼント」と称して緩めてしまったのだ。残念ながら、日本人の命の基準値はアメリカの必要使用量から計算されているのであろうか。

 農民連食品分析センターの検査によれば、日本で売られているほとんどの食パンからグリホサートが検出されているが、当然ながら、国産や十勝産と書いてある食パンからは検出されていない。

■しょうゆからも検出

 また、大豆製品では、Rubio ほかがフィラデルフィアで購入した醤油中のグリホサート分析をし、検査した醤油の36パーセントで定量下限より多いグリホサートが検出された。有機醤油からグリホサートは検出されなかった(渡部和男氏のメモ、2015)。




●国内で販売される小麦製品の約7割からモンサントの除草剤「グリホサート」検出
上林裕子
バックナンバー
2019.09.03

国内産の小麦からは検出されず、輸入小麦に原因

市販のパンの検査
農民連食品分析センターが残留農薬検査を行った市販のパン。15商品のうち11商品からグリホサートが検出された(写真/農民連食品分析センター)

 日本の小麦の自給率は約14%で、多くを米国、カナダ、オーストラリア、フランスなどからの輸入に頼っている。

 昨年から今年にかけて、「農民連食品分析センター」が日本国内で販売されている小麦粉やパン、パスタなど小麦製品の農薬残留検査を行ったところ、そのほとんどから農薬の成分グリホサートが検出された。国内産の小麦からは検出されていないことから輸入小麦に原因があると思われる。

 一方、米国では市民団体が外食店を調査したところ、全ての店の商品からグリホサートが検出された。日本でもおなじみのドミノピザやダンキンドーナツ、マクドナルドやサブウェイなどの商品からも検出されている。

 グリホサートは2015年にWHOの専門機関(IARC=国際がん研究機関)によって発がん性物質に分類され,その後米国において3件の訴訟で非ホジキシリンパ腫の原因物質として認定されている。(※8月11日にはアメリカでモンサント側にラウンドアップ使用で末期がんになった男性に320億円の支払いを命じる評決が出た。*”除草剤で末期がんに、米裁判 モンサントに約320億円の支払い命じる陪審評決”|AFPBB)

原産地が「米国」「カナダ」と表示された商品からはすべて検出

 農民連食品分析センターがグリホサート残留検査を行ったのは、市販の小麦粉やパスタなど24商品、パン15商品。

 検査した商品のうち、小麦粉類17商品中13商品、パスタやマカロニ4商品中3商品、シリアルやパン粉3商品中2商品からグリホサートが検出された。

shokupan
農民連食品分析センターが行った、市販のパンの調査結果

 パンの場合、15商品中11商品から検出されており、全体の約7割、39商品中29商品からグリホサートが検出されている。

 検査したパンやパスタには原産地が表示されていないものがほとんどだが、「有機」と明記されたマカロニ以外、米国やカナダと表示されたものからはすべて検出されている。小麦原産地が国内産であるものからは検出されていない。

 この結果は、農水省が行った検査結果(2017年)とも一致している。同検査では、輸入された米国産小麦の97%、カナダ産小麦では100%からグリホサートが検出されている。






●食パンから除草剤グリホサート検出
食パンから除草剤が検出される理由。
なぜ食パン?
食パンの原料となるのは「強力粉」だから。
強力粉はグルテンが多い硬質小麦が最適。国産小麦は不適。
強力粉の原料は、カナダ、アメリカの輸入品が主。
この小麦は、遺伝子組換え作物の栽培現場で使用されていることが有名な除草剤ラウンドアップを「直接散布」している。
小麦を枯らすこと(プレハーベスト)で小麦を乾燥させ、収穫時間を短くする栽培方法が一般的になった。
よって小麦に除草剤「ラウンドアップ」の主成分「グリホサート」の残留が高くなった。
「グリホサート」って何がよくない?
IARC(国際がん研究機関)が発がん性物質と認定
「グリホサートは神経毒性のある化学構造をしている」黒田洋一郎(元東京都神経科学総合研究所研究者)と指摘
ごく微量のグリホサートが、脂肪肝疾患を引き起こすという。英国ロンドン大学キングスカレッジ(マイケル・アントニオ)での動物実験。
アメリカやヨーロッパではグリホサートを排除する動きも出てきている。
アメリカの市民団体「マムズ・アクロス・アメリカ」の調査では、母乳や子供の尿からグリホサートが検出されたと報告。
フランスでは「健康リスクに関する検討を行っていない」として即刻禁止。


ほぼすべての輸入小麦からグリホサートが検出
日本は、2017年にグリホサートの残留基準値を大幅に緩和(5ppmから30ppm)した。
国は残留農薬検査を行っている。輸入小麦の残留農薬検査結果も報告されている。
輸入米麦の残留農薬等の分析結果 平成30年度前期(PDF : 357KB)
輸入米麦の残留農薬等の分析結果 平成29年度後期(PDF : 489KB)
そのほとんどの小麦からグリホサートが検出されている。

◎アメリカ
 グリホサート:64/66(69/69) クロピラリド:42/66
◎カナダ
 グリホサート:37/37(42/42) クロピラリド:27/37
◎オーストラリア
 グリホサート:8/18(4/23) クロピラリド:3/9

※残留が確認された検体数/調査した検体数()内はH29後期 クラビラリドは除草剤
※オーストラリア産小麦は残留数がやや少ないが、おもに麺用に適した小麦として利用。
国が検査をしたうえ輸入した小麦は、各製粉業者へ販売されている。
大手は・・・日清製粉株式会社 日本製粉株式会社 昭和産業株式会社 株式会社J−オイルミルズ
非上場では・・・共栄フード株式会社 日東富士製粉 富士パン粉工業株式会社 奥本製粉株式会社などがある
なので大小関わらず国内に流通している輸入小麦はグリホサートが残留している。
食パンにグリホサートが残留する理由
小麦は洗ってから製粉するものではない。
市民団体「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」(代表 天笠啓祐氏)は、2018年10月に小麦粉のグリホサート残留検査を行った(分析:農民連食品分析センター)。
その結果、検出された小麦粉は、輸入小麦を使用した全粒粉と強力粉。
日清全粒粉パン用      日清フーズ  1.10ppm
強力小麦粉         日本製粉   0.37ppm
日清カメリア強力小麦粉   日清フーズ  0.09ppm
※全粒粉は皮付なのでグリホサートほか農薬の残留が高い。全粒粉は健康によいはずが。
アメリカの市民団体がスナック菓子の残留検査をしたところグリホサートが検出。加熱しても分解されないことがわかった。
農民連食品分析センターさんにより、市販の食パンのグリホサートを検査。輸入小麦品のほとんどから残留していることがわかった。
pasco 麦のめぐみ 全粒粉入り食パン 0.15ppm
山崎製パン ダブルソフト全粒粉 0.18ppm
ヤマザキダブルソフト 0.10ppm
Pasco超熟 0.07ppm
フジパン アンパンマンのミニスナック 0.05ppm
パスタからも検出(パスタオーマイ1.7mm 0.07ppm  全粒粉100%で焼けるパン用粉は、1.05ppm)


食パンといえば・・・
山崎製パン株式会社 ふんわり食パン ロイヤルブレッド ダブルソフト 超芳醇など
敷島製パン株式会社 PASCO 超熟シリーズ(国産小麦使用のパンもある「超熟 国産小麦」)
問題なのは、どこの輸入業者のものがよい、どこのメーカーがよい、という問題ではなく、輸入小麦の強力粉を使用している日本中の食品が問題であるということ。

グリホサートが残留しているけど、どうなの?
ただし、輸入された小麦は残留農薬基準値以内なので、食べても健康に問題ありません。根拠は国の基準値です。国が安全性を証明していることになります。
とはいえ、「除草剤入りのパン」だとわかったら食べたくないし、食べさせたくない。
たとえば、この食品は放射能が含まれていますが、国の基準値以内なので安心してお召し上がりくださいと云われたらどんな気持ちになりますか。



安全であるというのはその時点の科学
海外では多くのメディアでグリホサートと小麦アレルギーのセリアック病の関係を指摘。グリホサートの使用量と比例してグルテンアレルギーのセリアック病が増えているという。
そんなことでは困るので(子供の学校給食などは選べないし、セリアック病になったら小麦が食べられなくなる)
もうひとつ、ネオニコチノイド系の農薬のように、あとから微量でも危険な物質でした、胎児への影響があったと報告されても困るので、妊娠前(妊娠中)のあなたは、気を付けたい食べ物に「食パン」を加えたほうがよい。
実際に、、、「ラウンドアップが生分解性で土壌に蓄積されません」「安全で人や環境への有害な影響を引き起こすことはありません」といった一連の安全性に関する広告が、虚偽かつ誤解を招く広告と判決(アメリカ、フランス)




グリホサート問題どうしたらいいの?
心配な人は、食べる回数を減らしたり、少しも入れたくないのなら、輸入小麦製品を食べないか、国産小麦、オーガニック小麦を使用したものを食べるだけ。簡単に解決できます。でも個人だけの問題解決。
そもそも、私の食べている食パンからグリホサートが検出されるの?という方は、購入した食パンにグリホサートが基準値以内でもどのくらい残留しているのか、メーカーに問い合わせてみてください。この声も大切。教えてくれないのなら、その程度のメーカーということ。
国が安全性を認めていても「遺伝子組換え作物不使用」と表示するようになったように、グリホサートフリー小麦などの規格が流通されるように声を高める。海外では排除運動が進んでいる。
パンを作られている製造業者の方なら、出来上がり製品を実際に分析を依頼してみるのも一つ。今後の方針にお役立てください。

せっかくですので、一緒に残留農薬も検査してもらい実態を知っておくべき。つぎの検査機関では、グリホサートの分析を行っています。
一般社団法人農民連食品分析センター
食糧の生産現場で除草剤グリホサートは使わない。
家庭用の除草剤(ラウンドアップ)も販売されているが、使用しない。
このようなグリホサート問題を取り上げ、情報発信をしてくれている、遺伝子組み換え要らないキャンペーン、日本消費者連盟、食品と暮らしの安全、農民連食品分析センターさんなどの活動を応援したい。

子供たちの学校給食などへの使用を反対する活動は参加人数が多ければ多いほど実現の可能性が高まります。

例)製粉メーカー宛に要望書提出
私たち遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンの調査で市販の小麦粉から除草剤グリホサートの成分が検出されたことを受け、日本消費者連盟と連名で、当該の小麦粉の販売会社にグリホサートが残留した小麦を使わないよう求める要請書を出しました。
名称や成分が変わっても同様のことが起こってきた。以降も気にして
おくべき問題。
posted by グリーン at 18:55| 福岡 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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