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産地偽装
令和4年12月25日更新
●2022/12/27
MBC南日本放送
MBC南日本放送
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中国産を夏は“宮崎産”冬は“青森産” 鹿児島・出水市の業者がゴボウ産地偽装 10年以上前からか
MBC南日本放送 - 2 時間前
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鹿児島県出水市のゴボウの加工・販売業者が、中国産を国産と偽って市場に卸していたことがわかりました。
中国産を夏は“宮崎産”冬は“青森産” 鹿児島・出水市の業者がゴボウ産地偽装 10年以上前からか
中国産を夏は“宮崎産”冬は“青森産” 鹿児島・出水市の業者がゴボウ産地偽装 10年以上前からか
c MBC南日本放送
産地偽装をしていたのは、出水市高尾野町の毛利商店です。
福岡県の北九州青果によりますと、毛利商店から今月21日、「2010年から中国産ゴボウを国産として売っていた」と謝罪の連絡があったということです。
中国産を、夏は宮崎県産、冬は青森県産とうその表示をして卸していたということで、今月20日の農水省の抜き打ち検査で偽装が発覚しました。
毛利商店の社長はMBCの取材に対し、「話は弁護士にしてください」と話していて、弁護士事務所は「現在、事実関係を確認中で回答できない」とコメントしています。
(2022/12/27 18:40)
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●2022/12/27
北九州市で販売の「国産」ゴボウ 本当は中国産 鹿児島の業者が産地偽装
北九州市などで販売されていた国産のゴボウの一部が、実は中国産であったことが分かりました。産地の偽装は10年以上続いていました。
◆鹿児島の卸売業者が偽装
ゴボウの産地偽装をしていたのは、鹿児島県出水市の青果物卸売業者、毛利商店です。取引をしていた北九州青果によりますと、毛利商店は2010年から中国産のゴボウを青森県産や宮崎県産と偽って卸していたということで、北九州青果が扱うゴボウの約2割を占めていました。
◆北九州青果「お客さんに謝罪してほしい」
北九州青果の担当者は「お客さんに謝罪してほしい」と話しています。ゴボウの産地偽装は12月20日に農水省が行った抜き打ち検査で発覚したということです。毛利商店は北九州青果に対して「申し訳ありません」と謝罪していて、現在回収作業が進められています。
●北朝鮮からの不正輸入シジミを国産偽装の疑い、全国で一斉捜索
2022/12/26 コンプライアンス, 広告法務, 不正競争防止法
はじめに
北朝鮮から日本に不正に輸入したシジミを、「国産」と偽り、各地の水産会社アドを通じて販売した不正競争防止法違反の疑いで山口県の商社「アイコー」や水産物加工・販売会社「満珠水産」の役員宅、福岡や茨城、埼玉、東京の水産会社などが一斉に捜索を受けました。
報道などによりますと、警察による捜索先は全国数十か所にのぼり、警察は国内のネットワークを通じて北朝鮮に資金が流れている疑いもあるとみて、実態の解明を進めるということです。
日本政府は、北朝鮮に対する独自の制裁措置として輸出入を全面的に禁止していますが、シジミは北朝鮮から中国や韓国などを経由するなどし、日本に不正に輸入されたということです。
シジミは北朝鮮で採れたものとみられ、輸入される際には原産地をロシア産などと偽っていたといいます。
●産地偽装の事例
不正競争防止法にはいくつか種類がありますが、その中で第2条第1項第20号では商品の原産地、品質、内容、製造方法などだけでなく、食品以外のサービスの質や用途、数量などについて誤った認識を与える表示をする行為や、そうした商品を譲渡などする行為を不正競争行為として規制しています。
<不正競争防止法第2条1項20号>
商品若しくは役務若しくはその広告若しくは取引に用いる書類若しくは通信にその商品の原産地、品質、内容、製造方法、用途若しくは数量若しくはその役務の質、内容、用途若しくは数量について誤認させるような表示をし、又はその表示をした商品を譲渡し、引き渡し、譲渡若しくは引渡しのために展示し、輸出し、輸入し、若しくは電気通信回線を通じて提供し、若しくはその表示をして役務を提供する行為
不正競争防止法の表示規制をめぐる問題は食品業界ではこれまでにもたびたび取り上げられ、報道されています。
2022年はシジミ以外にも、三重県の伊勢市、松阪市にある3つの流通業者が、外国産や愛知県産のアサリ合計約126トンを、「三重県産」や「熊本県産」と偽って販売していて、三重県は食品表示法に基づき、表示の是正や原因の究明などを指示したという事案が発生しました。
また、今年以前も産地偽装事件は発生していて、異なる産地のものを混ぜた米を「福島県産こしひかり」と表示して販売していた事件も報道されています。
兵庫県明石市内で米卸会社を経営していた社長らは2019年1月から「福島県産こしひかり」と単一原料米の表示しながら福島県産コシヒカリに滋賀県産コシヒカリを混ぜるなどした複合米を販売していたとされます。取引先からの刑事告発を受けて捜査していた兵庫県警の調べでは、2人は2014年から2019年3月にかけて同様の手口で偽装米513トンを大手薬局チェーンにおろし、約1億5千万円を売り上げていたとのことです。2人は不正競争防止法違反の容疑で逮捕・起訴され、神戸地裁は社長に対し懲役1年6月、執行猶予3年、罰金100万円の有罪判決を言い渡しています。
損害賠償の事例も
こうした行為で営業の利益を侵害されるなどした場合に差し止めや損害賠償請求を行うことができます。
富山県では「氷見うどん」と呼ばれる郷土料理について損害賠償請求の裁判がありました。ある会社は氷見うどんの商標を付したうどんを販売していましたが,それは富山県氷見市内で製造されておらず,その原材料が氷見市内で産出されてもいないにもかかわらず「氷見うどん」と表示をしていました。その会社に対し、別の氷見うどん製造会社が、原産地の誤認惹起行為に当たると主張し商品の販売などの差止めや廃棄、損害賠償を求めるなどしたものです。提訴された会社は「氷見」の表示は,原産地のみでなく販売地を含む表示であり,原産地についての誤認混同を生じさせるものではないし、「氷見うどん」の表示は普通名称または慣用表示に当たるため問題ないと反論していました。
しかし判決では,岡山県で製造された該当商品の包装紙などに、「氷見名物」などと記載した上、製造者として、「富山県氷見市伊勢大町・・・」と表示・販売していたため一般消費者には、氷見市において製造されているものとの誤認混同を生じさせるもので、不正競争防止法第2条1項20号に規定する原産地の誤認惹起行為に当たると判断。また「氷見 うどん」は原産地名が当該商品を一般的に示す名称になっているとまでいえず「氷見うどん」が一般的に慣習上自由に使用されている商品表示であることをうかがわせる証拠はないとしました。結果として、不正競争防止法第5条2項(不正競争行為者の得た利益を損害額と推定する規定)に基づき、約2億4000万円の損害賠償を支払うよう判決を下しました。
●2022/02/01(火) 22:30:14.25 ID:gfZnLUFx9
中国産のアサリが「熊本産」と偽って販売されていた問題で、農林水産省は調査の結果、「熊本産」として販売されるアサリの97%に「外国産が混入している可能性が高い」と発表しました。
この問題は、中国産アサリを熊本県の干潟に撒いて短期間で回収し、熊本産として出荷するなどの手口で産地偽装が行われていたもので、CBCテレビが、これまでに度々報じてきました。
農林水産省は去年10月からの3か月間、スーパーなど全国の約1000店舗を対象に調査を実施。
販売されている熊本産アサリを買い上げてDNA分析を行ったところ、熊本産と表記されていたアサリの97%について「外国産アサリが混入している可能性が高い」と発表しました。
また、おととしの熊本産アサリの漁獲量は21トンですが、調査の結果、全国で販売されている熊本産とされるアサリの量は、推計で100倍以上の2485トンに上るということです。
農林水産省は今後、速やかに立入検査を実施し、不適正な行為を確認した場合は、厳正な措置を行いたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49399753cdce8ffc8424daf73a48219e5ef056e2
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1643714738/
●産地表示はいい加減? 偽装横行の背景に罰則の緩さ&業界の仕組みも
ABEMA Prime
2022/12/27 08:30
産地表示はいい加減? 偽装横行の背景に罰則の緩さ&業界の仕組みも
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北朝鮮産のシジミを国産と偽って販売したとして、警察は21日、全国数十カ所の関係先を一斉に捜索した。現在、日本は北朝鮮からの水産物の輸出入を全面的に禁止しているが、水産卸売会社は中国や韓国を経由してシジミを不正に輸入していた。
【映像】2022年「食の十大ニュース」
産地偽装で今年話題となったのが、輸入されたアサリが熊本産と偽装され販売された問題。農林水産省の調査では、販売されていたアサリの約97%に外国産が混入している可能性が高いとする結果が出た。これにより、熊本では約2カ月間アサリが出荷停止になるなど、消費者にもアサリ漁師にも大きな影響があった。
さらに、中国産のワカメを鳴門産と、宮崎県のシイタケを沖縄産とする偽装も発覚。なぜ産地は重要視されるのか。防ぐためにどうすればいいのか。22日の『ABEMA Prime』で議論した。
産地表示はいい加減? 偽装横行の背景に罰則の緩さ&業界の仕組みも
食品表示アドバイザーで消費者問題研究所代表の垣田達哉氏は「輸入データを見ると、前年比でアサリは中国からの輸入が6割減の一方、シジミは6割増と、これを見ただけで『おかしいな』と思うはずだ。今シジミは中国ではほとんど獲られていないので、これだけ大量に輸入されることもおかしい。そういうことから偽装が行われているのではないかということがわかる」と指摘。
東京海洋大学准教授の勝川俊雄氏は「水産物の産地表示は、皆さんが思われているよりもいい加減なものだ」と話す。「例えば、シラスウナギを台湾から大量に輸入していたが、台湾政府が『もう日本には輸出しない』と。すると、その翌年から、同じくらいの量が香港から入ってくるようになった。香港ではシラスウナギを獲っていないので、つまり、香港が台湾から買ったものを『中国産』と言って日本に出していたのが真相だ。第三国を経由するだけで日本が高く買ってくれるなら、彼らはやる。熊本産のアサリがほとんど産地偽装だったように、日本国内でも簡単に産地を付け替えることができてしまうので、そういう意味で目安のようなものだと思っていただきたい」。
産地表示はいい加減? 偽装横行の背景に罰則の緩さ&業界の仕組みも
なぜ産地偽装が行われ、繰り返されるのか。垣田氏は「簡単にいうと、儲かるから。アサリで摘発された業者は、1カ月間で600トンちょっと偽装している。大体1キロ600円くらいなので、1カ月間で2億数千万円の利益。偽装するだけで毎月億単位で儲かるので、“やってしまえ”となる」と明かした。
一方、勝川氏は「罰則が非常にゆるい。特に刑事罰等もないし、『次はやっちゃダメだよ』と言われて終わりだ」と指摘。これに垣田氏も「アサリの件は食品表示法の違反だが、不正競争防止法を使えば、罰金も刑事罰もある。牛肉はトレーサビリティ(生産から消費までの追跡)をしているので摘発しやすいが、アサリは物的証拠がなかったために、単なる注意・指導で終わらざるを得なかった」と付け加える。
産地表示はいい加減? 偽装横行の背景に罰則の緩さ&業界の仕組みも
さらに、勝川氏は「本来、国産はものすごく少なくて高いので、選択肢がなければ“中国産をいくらで買うのか”という話になる。でも、みんなが不正表示して、中国産が“安い日本産”として出回ってしまうと、正直に中国産と書いても売れなくなる。“悪貨は良貨を駆逐する”というのか、みんながインチキをすると真っ当な商売ができなくなってしまう、そういう状況にまでなっている」と危惧した。
ただ、水産物は流通の仕組みを整える難しさがあるようだ。「工業製品や農業製品と違って、漁業はいつ、何が、どれだけ獲れるのかがわからない。予測ができないものを必要な人の所に届けるために、例えば“来週はしけであまり漁に出られなさそうだからちょっととっておくか”など、個々のプレーヤーが柔軟にやっている習慣がある。そこにデータを取るとか報告するといった仕組みがインストールされていない。このままでいいのかというと、結局はそれが水産業の発展を阻害している」。
厳しい罰則がないために、社名を変える、代表者を変えるなどして継続する会社もあるという。では、今後どのような対策が必要だろうか。
産地表示はいい加減? 偽装横行の背景に罰則の緩さ&業界の仕組みも
垣田氏は「『トレーサビリティをもっとやるべきだ』という声をあげることがやはり必要だと思う。食中毒やアレルギーの話で、輸入時に厚生労働省が特定のものをチェックしている。食の安全という意味で、産地はある程度関係するということも認識していただきたい。もう一つ、トレーサビリティは海洋資源をいかに確保するかということ合わせてやるべきではないか。そこまでいくと価値が出てくると思う」と述べる。
勝川氏もその必要性に賛同し、「ノルウェーなんかだと、誰からいくら買って、誰に売ったかの記録が水産流通業者も義務付けられている。買っていないはずのものは売れないので、そういうかたちのものが日本でも必要なのではないか」とした。(『ABEMA Prime』より)
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●産地偽装はあさりだけじゃなかった!!今までにどんなものが産地偽装されていたの!?産地偽装で罪になるの!?産地偽装って言うけど、産地とはどういう意味⁉
2022年3月20日
reject
2022年になって早々驚きのニュースが流れましたね。
熊本県産となっていたあさりの9割以上が、
まさかの外国産であったというニュース!!
あさり好きな筆者は、
シーズンになると
週1回のペースであさりを購入していました。
当然、熊本県産のあさりも買っていたんですが、
まさかアレが産地偽装されていたものだったのかも⁉
と思うと、なんだかやるせない気持ちになってしまいます。
購入の時に、産地の情報って、
かなり重要なポイントですもんね。
そこで今回は、
商品に記載されている「産地」はどういう意味なのか
産地偽装されたことがある商品は何があるのか
産地偽装されていたことが分かると罪に問えるのか
を調べてみたいと思います。
目次
産地偽装っていうけど、商品に記載されいてる「産地」ってどういう意味なの!?
今までに産地偽装されていたのはあさり、うなぎ、米に肉までも!!
産地偽装されていた場合に罪に問われるの!?
産地偽装のまとめ
産地偽装っていうけど、商品に記載されいてる「産地」ってどういう意味なの!?
産地偽装というと「嘘をつかれた」と思ってしまいますが、
そもそも、商品に記載されている「産地」って
どういう意味やルールで記載されているのでしょうか。
「産地」=「その品の生産地」ですが
加工食品の場合は、少しルールが異なるようです。
生鮮食品の場合は、その品の生産地
加工食品の場合は、その品の製造地
今回のあさりの場合でいうと、
あさりの生産地で記載されることになるので、
熊本で採れていないものを「熊本県産」とするのは、
明らかな産地偽装だったんですね。
今までに産地偽装されていたのはあさり、うなぎ、米に肉までも!!
あさり今回ニュースになったのは「あさり」でしたが、
過去には産地偽装で問題になった食品が
複数あることが分かりました。
あさりに続いて、
2022年に新たに報じられたのが
うなぎの偽装です。
「中国産」のうなぎを「国産」と偽装して
販売されていたということです。
うなぎを購入するとき、
中国産と国産では、価格やサイズが異なるので、
「高いな」と思いつつ国産を選んでいた方もいるのではないでしょうか。
筆者自身がそうなので、他にもいらっしゃると思います。
今回のケースでは、百貨店で販売されていたうなぎだったということで、
誰も疑うことはなかったのではないかと推測します。
米あさり、うなぎ、で産地偽装されていたことが分かりましたが、
続いては日本人の食卓に欠かせない「米」でも
産地偽装されていたケースがあったそうです。
外国産の米をブレンドして販売していたケースや、
複数の産地の米を混ぜて、特定の産地として販売されたケースなど、
様々なケースがあるようです。
日本人の食卓に欠かせないお米まで産地偽装されるなんて、
日本人としては寂しい限りです。
続いては「お肉」の産地偽装も確認しました。
こちらも海外産の肉を「国産」として販売されていたり、
牛肉の等級を偽ったりされていたケースがありました。
「国産」や「ブランド牛」の記載を信じて購入していたのに、
これでは何を信じていいのか分からない状況になってしまいますね。
産地偽装されていた場合に罪に問われるの!?
驚き産地偽装されていた食品を買ったり食べたりしていた場合、
非常に腹立たしい思いをすると思いますが、
罪に問われることはあるのでしょうか。
こちらは法律的な難しい内容なので、
経済産業省がまとめている資料で確認しました。
https://www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/chiteki/pdf/panfrethontai.pdf
ざっくりと読み解くと、
不正競争防止法により、
処罰される可能性があることが書かれています。
逆に、産地偽装の表示を発見した場合は、
当事者間で解決を図る
裁判所以外の機関を利用して解決を図る
裁判所の手続を利用して解決を図る
捜査機関に刑事責任の追及を求める
(引用:偽装表示の防止と不正競争防止法)
といった方法があるそうです。
産地偽装を発見するのは、
一般人にはなかなか難しいことだと思いますが、
「そのような方法があるんだな」
程度には知っておいてもいいかもしれません。
産地偽装のまとめ
今回は、
商品に記載されている「産地」はどういう意味なのか
産地偽装されたことがある商品は何があるのか
産地偽装されていたことが分かると罪に問えるのか
について調べてみました。
消費者を裏切る行為である産地偽装、
一般人では簡単には見抜くことができない以上、
販売される方には正しい表記をお願いしたいものです。