2020年09月13日

発生元はA?新型コロナウイルス、新型肺炎、どうして中国・武漢は「新型コロナの発生地」になったのか?

●発生元は?「中国科学院からの可能性が最も高い」
武漢コロナ、武漢ウイルス、中国ウイルス新型コロナウイルス、新型肺炎、どうして中国・武漢は「新型コロナの発生地」になったのか?

中国ウイルス、武漢肺炎、中国コロナ、中国肺炎、武漢コロナ、武漢ウイルス、新型コロナウイルス、COVID-19、新型肺炎、新型コロナ、新型ウイルスはどこで発生したのか?


ネット上の記事はすぐに消えてしまうことが多いので、
自分が興味を引かれた記事をここに
自分用の記録(備忘録)として保管しておきます。



●発生元は中国ウイルス?、武漢コロナ、武漢ウイルス、武漢肺炎、中国コロナ、中国肺炎、新型コロナウイルス、COVID-19、新型肺炎、新型コロナ、新型ウイルスはどこで発生したのか?

令和3年11月20日更新










●「コロナウイルスは武漢研究所で人工的に変造された」英研究者らが法医学的学術論文発表へ 
木村太郎
ワールド
2021年5月31日 月曜 午後8:00

「ウイルスは中国研究所で人工的に変造された」
新型コロナウイルスの武漢研究所流出説が再燃する中、英国の研究者らがウイルスが中国の同研究所で人工的に変造されたことを法医学的に突き止めたと、近刊の学術誌で論文を発表する。

英国の日刊紙デイリー・メイル電子版28日の特種報道で、近く発行される生物物理学の季刊誌Quarterly Review of Biophysics Discoveryに掲載される学術論文を事前に入手し「中国がコロナウイルスを造った」と伝えた。

論文の筆者は、ロンドンのセント・ジョージ大学で腫瘍学専科のアンガス・ダルグライシュ教授とノルウェーの製薬会社イミュノール社の会長で生物学者でもあるビルゲール・ソレンセン博士の二人で、研究の発端はイミュノール社で新型コロナウイルスのワクチンを開発するために、ウイルスを調べ始めたところ、ウイルスが人工的に改ざんされた痕跡(フィンガープリント)を発見したことだったという。

そこで二人は、武漢ウイルス研究所を疑って2002年から2019まで同研究所で行われた実験にかかわる研究論文やデータから、その根源を探る「レトロ・エンジニアリング」という手法で分析した。

武漢ウイルス研究所
この記事の画像(3枚)
その結果二人は、中国の研究者が、その中には米国の大学と協調して研究していた者もいたが、コロナウイルスを「製造する術」を手にしたらしいことが分かった。

彼らの研究のほとんどは、米国では禁止されている遺伝子操作で性質の異なるウイルスを作り出すことだった。

コウモリのウイルスを遺伝子操作で変造
二人は、中国の研究者が中国の洞窟で捕らえたコウモリからそのウイルスの「バックボーン」と呼ばれる部分を別のスパイクに接着させ、より致死性が高く感染力の強いウイルスを造ったと考える。

そのウイルスのスパイクからは4種のアミノ酸の列が見つかったが、こうした構造は自然界のウイルスには見られないことで、人工的なウイルスであることを裏付けるものだとソレンセン博士は言う。

コロナウイルスの発生源については、世界保健機関 (WHO)の調査団が中国で調査した結果「コウモリから別の生物を介してヒトに感染した可能性が高い」と報告し、中国のキャンペーンもあって自然界での変異説が有力視されてきた。

「軍事利用」が目的だったのか?
しかし、ここへきて武漢ウイルス研究所の研究員3人が2019年秋にコロナと似た症状で入院していたという米情報当局の情報がマスコミに流されたり、英国の情報部もウイルスが武漢研究所から流出したものと判断したと伝えられ「研究所流出原説」が再燃。バイデン米大統領も26日コロナウイルスの発生源再調査を命じ、90日以内に報告するよう求めた。

そうしたタイミングで出てきた今回の研究論文は、単なる噂話ではなくウイルスを法医学的に分析した学術研究なので説得力があり、今後このウイルス変造が「軍事利用」を目的としていたのかどうかなどの論議に火をつけることになりそうだ。

【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】
【表紙デザイン:さいとうひさし】

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●米研究者「最初のコロナ感染者は中国武漢海鮮市場の女性」…WHOの結論に反論
2021/11/20(土) 14:29配信

中央日報日本語版
最初の新型コロナ感染者は中国武漢の華南海鮮市場で働く女性という分析の結果が出てきた。新型コロナの起源を調査している米アリゾナ大のマイケル・ウォロビー博士(進化生物学)が18日(現地時間)、国際学術誌「サイエンス」に掲載した論文だ。この日、ワシントンポストのインタビューでウォロビー博士は「伝染病が華南市場で始まらなかったとすれば、その拡大パターンを説明するのはほとんど不可能だった」とし、新型コロナが動物から始まった可能性が高いをいう見方を示した。

これは年初に世界保健機関(WHO)の新型コロナ起源調査報告書内容と異なるという点で注目される。WHOは華南市場を訪問したことがない中国のある男性会計士(41)を新型コロナの最初の感染者と見なし、新型コロナの起源が華南市場とは無関係かもしれないという立場を表した。

ウォロビー博士は、最初の感染者として知られた会計士に初めて新型コロナの症状が出た日は、WHOの調査結果(2019年12月8日)より1週間以上も遅い12月16日だったと明らかにした。この会計士は12月8日に歯科病院を訪問し、実際に症状が表れたのは16日だったという事実を当事者から確認した。

一方、華南市場の女性に症状が発現したのは2019年12月11日で、ウォロビー博士はこの女性が最初の新型コロナ感染者と見なした。この女性はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで12月10日から体調を悪かったと明らかにしている。

ウォロビー博士は2019年12月に確認された多数の新型コロナ事例が華南市場と直接・間接的に関連していると明らかにした。病院で感染が確認された初期患者19人のうち10人が市場関係者または市場訪問者だった。特に市場訪問者の多くが生きたタヌキが販売されている区域を訪問したことが分かった。ウォロビー博士は「これは大流行が動物市場で始まったという強力な証拠を提供する」とし「華南市場との関連性は無視できない」と話した。

WSJは、ウォロビー博士の今回の研究結果が新型コロナを誘発したウイルスSARS−CoV−2の自然起源説に対する証拠を追加した、と評価した。ユタ大学の進化ウイルス学者ゴールドスタイン博士も「新型コロナウイルスが動物に由来する可能性が高いという考えだが、この考えがさらに強まった」と話した。コウモリ由来のウイルスが他の動物に伝播し、重大な遺伝的変異を起こした後に人間に伝播するパターンである可能性が高いということだ。

ウォロビー博士は今回の研究のために2019年12月に症状が表れた新型コロナ患者のインタビュー、遺伝子データ、報道などを分析した。中国政府が発表した後に削除したデータを含め「入手できるすべての資料を集めた」と説明した。

ただWSJは、自然起源説が重視されているが、まだ「武漢実験室流出説」を排除するほどではないというのが科学者の大半の意見だと伝えた。フレッドハッチンソンがん研究センターのウイルス学者ブルーム氏は「伝染病の正確な起源を究明するには、早期感染者に関するより多くの情報と中国政府が持つ多くのデータが必要だ」と話した。

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【写真】中国・武漢ウイルス研究所の石正麗所長
最終更新:11/20(土) 14:29
中央日報日本語版






●武漢ウイルス研究所と軍の関与濃厚 隠蔽工作か…連絡直後にネット上から名簿消失、
科学者めぐる闇に肉薄 伊・著名ジャーナリストの調査報道
7/3(土) 16:56配信

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夕刊フジ
河添恵子氏

 中国共産党は7月1日、創建100周年を迎える。北京の天安門広場では、習近平国家主席の演説や、人民解放軍も動員した大規模な祝賀行事が実施されそうだ。ただ、欧米諸国は、世界全体で390万人以上の死者を出している新型コロナウイルスの「起源」について、中国・武漢の中国科学院武漢ウイルス研究所への疑念を強めている。「流出説」は証明されるのか。こうしたなか、イタリアの著名ジャーナリストが、人民解放軍と武漢ウイルス研究所の関係に迫る調査報道をして注目されている。ノンフィクション作家の河添恵子氏による緊急寄稿−。

【写真でみる】中国科学院武漢ウイルス研究所

 「武漢ウイルス研究所の監督委員会には、少なくとも2人の人民解放軍系の科学者が含まれていた」

 イタリアの著名なジャーナリスト・作家であるファブリツィオ・ガッティ氏は21日、英タイムズ紙にこう語った。

 EUジャーナリスト賞など、国内外で数々の受賞歴があるガッティ氏は最近、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の闇に迫った著書『無限のエラー:避けるべきパンデミックの秘密の物語(仮邦題=The Infinite Error: the secret story of a pandemic that should have been avoided)』を上梓した。

 ガッティ氏が指摘する人民解放軍系の1人は、生化学・分子生物学が専門の科学者で、バイオシグナル研究施設のトップや、軍のバイオテクノロジー委員会の幹部などを務め、2019年から20年には、武漢学術委員会の幹部も務めていたという。

 もう1人は、軍の感染症研究施設や、生物治療研究施設などでトップを務め、「優秀な共産党員」に選出されたこともある科学者だという。「ウイルス性肝炎」「難治性肝疾患」「エイズ」の診断・治療が専門といい、軍系の医学雑誌や感染症情報誌の幹部でもある。

 ガッティ氏は、航空事故などの調査報道での経験に基づき、「最初のステップとして、できるだけ多くの関連ファイルをダウンロード」した。そのうえで、昨年、武漢ウイルス研究所の監督委員会(2つ存在する)に名前を連ねる、中国内外の14人の科学者に宛てて、2つの質問を記した電子メールを送ったという。

 第1の質問は、新型コロナによるパンデミックが起きた当初、武漢ウイルス研究所から、意見を求められるなど相談があったかどうか。

 第2の質問は、(監督委員会のメンバーとして)武漢ウイルス研究所を訪れた最後はいつだったか? だ。

 14人のうち6人から返信があり、そのうち5人は、「自分が監督委員会のメンバーであることを知らなかった」と回答したという。中国共産党当局から勝手に名前を使われていたということだろうか?

 そして、最後の訪問時期は、2012年あるいは13年だったという。

 興味深いことに、ガッティ氏が監督委員会に名前を連ねるメンバーらにコンタクトした直後、ネット上にあった名簿はすべて「削除」された。天安門事件の例を挙げるまでもなく、中共政府は「隠蔽・捏造(ねつぞう)」工作を十八番としている。

 マイク・ポンペオ前米国務長官は5月、FOXニュースなどのインタビューで、「武漢ウイルス研究所では、人民解放軍の軍事活動にまつわる実験と民間研究の両方が行われている」と語っている。

米専門家ら「コロナウイルスの遺伝子操作」発見か

 また、米議会共和党の「チャイナ・タスクフォース」の責任者を務める、マイケル・マッコール下院議員(テキサス州選出)は先日、国営ラジオ局「ボイス・オブ・アメリカ」のインタビューで、「武漢ウイルス研究所と人民解放軍との関係が最大の関心事」と強調し、「われわれの調査の重要な要素の1つは『研究所での軍の存在』であり、軍はなぜ2017年から研究所に現れたのか?」と語った。

 さらに、マッコール議員は「武漢ウイルス研究所が、この度の新型コロナウイルスの遺伝子操作、いわゆる『機能的強化の研究』をしていることを専門家らは発見している」と付け加えた。

 共和党の一部や軍の情報部門などにより、「陰謀論」で片付けられないレベルまで証拠固めが進んでいるようだ。中国は共産党創建100年を祝っている場合ではない。

 冒頭のガッティ氏は「武漢ウイルス研究所が、調査における重要な出発点だからこそ、中国当局は関連する文書をすべて削除したのだろう」「自著には、米国が探している答えがある」と語る。

 中共政府が今後、透明な国際調査に協力するはずもないが、コロナの「起源」に関する“主舞台”は、武漢ウイルス研究所に絞られてきた。

 ■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。2020年、アパ日本再興財団が主催する、第13回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀藤誠志賞を受賞。著書・共著に『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『覇権・監視国家−世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(同)など多数。


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夕刊フジ





●中国情報当局ナンバー2が米亡命か 新型コロナ起源の証拠提供も
2021/6/27(日) 7:05配信

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NEWSポストセブン
中国情報当局ナンバー2について様々な情報が錯綜

 中国の情報機関である中国国家安全部の董経緯副部長(ナンバー2の次官に相当)が今年2月、アメリカに亡命を申請したとの情報が、米国などの複数のメディアによって報じられている。董氏は、米カリフォルニア州の大学に留学中の娘に会うとの名目で、香港経由で米国に入国、その直後に米軍の情報機関である米国防情報局(DIA)の幹部と接触したという。これが事実とすれば、「米国に亡命した政府高官としては最高位の閣僚クラスの人物」となる。

 中国国営新華社電など中国メディアは、董氏が最近、会議を主宰したなどとして、この亡命情報を間接的に否定するニュースを伝えている。また、中国外務省などは「そのような情報については知らない」としている。

 董氏の米国亡命説を初めて報じたのは、米国の保守系ニュース解説サイト「レッドスター」で、董氏は新型コロナウイルスが中国人民解放軍の化学兵器として、武漢ウイルス研究所で開発された証拠を携えていると伝えた。

 董氏のもたらした情報によって、バイデン米大統領は新型コロナウイルスが武漢の研究所から流出したのかどうかを詳しく調べるように、米中央情報局(CIA)などの米情報機関に指示したという。

 米国の諜報業界のニュースレター「スパイトーク」も米情報機関の内部情報として、董氏は「中国共産党政権に情報を提供する米国民のリスト、米国で就職し、あるいは大学で勉強する中国人スパイのリスト、米ビジネスマンと公務員が中国当局から受け取った金品の記録などを提供した」と報じている。

 中国国家安全部は中国国務院(政府)に所属する政府機関。中国の公安、警察などを統括しておりで、約3万人といわれる要員を中国各地の国家安全局に配備しているほか、中国政府の海外公館にも要員を派遣し、諸外国の機密情報を探っている。とくに、董氏は中国政府の関係機関の要員が海外でどのような情報活動をしているのかを熟知しているだけに、董氏の米国亡命が真実ならば、中国政府にとって大きな打撃となることは間違いない。

このため、中国のSNSなどでも、董氏の亡命説の情報があっという間に拡散。さらに、董氏の名前が出回った24時間後、中国国家安全部は董氏が最近、スパイ摘発のためのセミナーに出席していたと発表した。董氏は席上で、外国への浸透戦術とスパイ活動について注意を喚起、特に「反中」活動を行うために「外国の情報機関と共謀している」外国情報機関の「内通者」が存在していると、警鐘を鳴らしたという。

 このニュースは新華社電やSNSサイトの新浪微博(ウェイボー)などで流れたが、董氏の会議での写真が公表されていないことや、そもそも情報機関の最高幹部が主宰する会議の内容が新華社電などのメディアによって伝えられることは極めて珍しいため、「会議そのものの真偽も定かではない」(米フォックスニュース)との指摘も出ている。







● 〈 被告人:李寧、男、1962年7月9日江西省信豊県生まれ、漢族、博士、中国工程院院士、中国農業大学教授、中国農業大学生物技術国家重点実験室主任、北京済普霖生物技術株式会社社長、北京市海淀区在住。2014年6月21日に逮捕し、吉林省拘置所に拘置中。

 罪状:李寧被告は2008年7月から2012年2月の期間、課題の研究の中で科学研究費を使って、実験用の豚と牛を購入した。李寧被告は課題研究の実験を終えた豚、牛、牛乳を、不法に処理した。その過程で、1017万9201.86元(約1億6000万円)を個人の銀行口座に振り込ませた。

 かつ、研究費の残額2559万1919元(約4億円)を着服していた。また、人件費621万2248.51元(約9800万円)を虚偽申告していた。

 これらも含めて、李寧被告は部下の張磊研究員と共に、職務上の権限を利用して、国有財産3756万6488.55元(約5億9000万円)を着服した。これは中華人民共和国刑法第382条、第383条の規定に抵触し、汚職の罪で刑事責任を負うべきである。かつこの共同犯罪において、李寧被告が主導的な役割を担っており、主犯として処罰されるべきである。

 本訴は、2015年4月10日に起訴され、同日に吉林省松原市人民法院が受理した。2015年8月20日、21日、及び2019年12月30日に公開の審理を裁判所にて行い、結審した 〉

 この判決の日、杜岩裁判長は、異例とも言えるメディアとの一問一答を許可した。正確に言えば、実際には行っていない「メディアとの一問一答」という形式で、判決文の正しさを主張したいために補足説明を発表したのである。これは中国人民銀行などでも使われている手法だ。

 杜裁判長は、その中で罪状について、こう述べている。

 「李寧の汚職は3つのものを含んでいる。第一に、実験後の動物や牛乳を売って利益を得ていたこと。第二に、本人及び他人名義で課題研究費を着服していたこと。第三に、本人及び他人名義で人件費を着服していたことだ。

 その中で、李寧は本人名義の課題研究費を着服していた以外に、虚偽の領収書を223枚も切っていた。それによって他人名義の科学研究費2092万元(約3億3000万円)を着服していた。これは全体の82%にあたる。検察機関はそれらの書証を調べ上げ、証人の証言を取り、共犯者の供述と照らし合わせ、証拠を確定させていったのだ」

 この1月3日に判決が出された刑事事件が、いま中国で、にわかに注目を集めている。それは、農業部門における中国の最高学府である中国農業大学でさえ、「実験を終えた豚や牛、牛乳を、密かに業者に売り渡していた」という事実が明らかになったからだ。業者はそれらを素知らぬ顔で市場へ持って行き、市場では他の豚や牛、牛乳と一緒に売られていたに違いない。

 これと同じことが、新型コロナウイルスの発生源と言われる武漢ウイルス研究所や湖北省武漢の華南海鮮市場でも行われていたのではないか――そんな疑念が、中国のインターネットやSNS上で飛び交っているのである。




●コロナの起源解明を妨害する中国戦狼外交
2021/6/19(土) 12:14配信

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 最近武漢ウイルス研究所事故流出説につき更なる調査を求める国際的な声が強まっている。5月24日に始まったWHO総会で日米欧は追加調査を求めた。

 バイデンは、5月26日、情報関係機関に対してコロナウイルスの起源につき調査を強化、確定的結論を今後90日以内に提出するよう求めた。従来のWHO報告(動物から人への感染説と研究所流出説を挙げ、後者の可能性は極めて低いとした)への依拠の立場から舵を切ったと受け取られている。その後同研究所の研究者3人が19年の11月に(武漢感染の数週間前)既に新型コロナウイルスに似た症状を示し入院していたとの情報、同研究所は軍により使用されていたとの情報も出てきている。27日、中国外務省報道官は「中国科学院武漢ウイルス研究所からの漏洩は不可能だという結論はWHOの調査でもはっきりしている。これが正式で科学的な結論だ」と主張した。なお英国紙によれば新型コロナウイルスの起源について英情報機関が武漢研究所流出の可能性があるとみているという。

 フィナンシャル・タイムズ紙コラムニストのラックマンは、5月31日付け同紙のコラム‘China’s wolf warriors bristle at Covid blame: A new US investigation into the origins of the pandemic raises the stakes for Beijing and Washington’で、追加の調査は不可避で必要だと主張すると同時に、コロナウイルスに係る中国への非難への戦狼達の怒りなど、中国のこれまでの攻撃的な反感や反論等を見ると、中国がそのような責任論を攪乱するために新たな侵略的行動をとるかもしれない、と警告している。ラックマンの主張は理解できる。

 コロナウイルス発生後の中国の対応は問題が大きい。戦狼外交など、常態化する攻撃的な情報攻勢は、前代未聞のことではないか。中国の民度が試されていると言っても過言ではない。中国の反応は対中警戒を強め、逆効果だったばかりでなく、中国の異質性を際立たせることにもなった。それは、多分に中国の権威主義的政治システムに起因すると考えざるを得ない。習近平のパーソナリティにも関係するかもしれない。果たしてトウ(登+おおざと)小平等の下でも中国は同様に反応したであろうかという疑問も湧いてくる。中国は不適切かつ不必要なプロパガンダにも手を染めている。最近、情報戦の担い手として外交官にアーティスト達も加わったようだ。4月に中国外務省は、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」のパロディー画をツイッターに投稿、防護服をまとった人物が船からバケツで緑色の液体を流す様子を描き、福島原発の処理水の放出方針を批判した。同月末在京米大使館公式ツイッターは、イラク、リビア、シリアなどにおける米国を「死に神」になぞらえたおぞましい風刺画を投稿した。驚くべき神経だと言わざるを得ない。

 研究所流出説は、徹底的に調査すべきである。それを否定するには未だ多くの疑問が残っており、また関連の生データ等へのアクセスも認められていない。中国が誘導を続ける中間宿主を通じる動物から人への感染説も、それを裏付ける肝心の具体的感染経路は解明されていない。政治化を排し、純粋に科学的見地から徹底調査を行うべきであり、何よりも中国は調査に協力する必要がある。全ての関係情報を提出し、アクセスを許可すべきだ。中国は、当初から情報を隠ぺいした。隠ぺいは疑念を呼ぶし、問題がなければ隠ぺいする必要もない。一部の情報は既に廃棄されているとも伝えられる。実態の解明は、次のパンデミック対処に当たり人類全体が必要とすることである。

岡崎研究所


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最終更新:6/19(土) 12:14
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●中国研究チーム、コウモリから新たなコロナウイルスを複数発見
2021/6/11(金) 19:31配信

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CNN.co.jp
(CNN) 中国の研究チームは10日、南西部の雲南省でコウモリから新たなコロナウイルスを複数発見したと明らかにした。この中には、新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルス「SARS―CoV―2」に現時点で遺伝的に2番目に近い可能性があるウイルスも含まれる。

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発見場所は雲南省内の単一の狭い地域。研究チームによると、今回の結果はコウモリの体内に何種類のコロナウイルスが存在し、何種類が人間に感染する可能性があるのかを示すものだという。

山東大学のウェイフェン・シー氏らは2019年5月〜20年11月、森林に生息する小型コウモリからサンプルを収集。ふんや尿を検査したほか、コウモリの口からも綿棒で検体を採取した。

その結果、「SARS―CoV―2のようなコロナウイルス4つを含む、計24の新たなコロナウイルスゲノムを複数種のコウモリから収集した」という。研究結果は生物学誌「セル」に発表された。

4つのウイルスのうち1つは、現在のパンデミック(世界的大流行)を引き起こしているSARS―CoV―2に遺伝的に非常に近かった。このサンプルは「RpYN06」と呼ばれ、馬蹄形の鼻葉(びよう)を持つチビキクガシラコウモリから採取された。

RpYN06は今回のサンプルの中でSARS―CoV―2に最も近い株とみられるが、ウイルスが細胞に結合する時に使う「スパイクタンパク質」には遺伝的な違いがあった。

研究者らは現在、SARS―CoV―2がどこから来たのか解明を試みている。コウモリが感染源となった可能性が高いものの、人間に感染する前に中間宿主の動物を介していた可能性もある。02〜04年に猛威を振るった重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスについては、ジャコウネコ(ハクビシン)が宿主になったと見られている。

今回のサンプルの大半はキクガシラコウモリ科コウモリの複数の種から採取された。17年に雲南省の洞窟で行われた調査でも、SARSウイルスに遺伝的に非常に近いウイルスがキクガラシコウモリ科コウモリの体内で見つかっていた。

新型コロナウイルス禍の起源を巡っては議論があるが、世界保健機関(WHO)の報告書では動物が感染源となった可能性が高く、おそらくコウモリが感染源になったと指摘している。

人々はコウモリを捕らえて食べ、またコウモリから感染しうる他の動物を捕らえて食べている。そうした動物を処理する際に人にウイルスが感染する可能性がある。

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CNN.co.jp




●「新型コロナ、武漢の実験室から出てきた証拠3つ」…中国の学者が論文発表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.16 12:010 글자 작게
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中国出身のウイルス学者閻麗夢博士が新型コロナウイルスは中国・武漢の実験室で人為的に作られたという主張を裏付ける科学的根拠を盛り込んだ論文を14日に開放型情報プラットフォーム「Zenodo」を通じて発表した。

閻博士はこれに先立ち11日に英ITVのトークショーとのインタビューで、「新型コロナウイルスが武漢の実験室で作られたことを立証する科学的根拠を中国疾病統制センター(CDC)と現地の医師らから得ており、近く公開する」と明らかにして注目された。公開を予告してから3日ぶりに閻博士は同僚科学者3人とともに作成した論文を出した。ただし今回の論文は国際学術誌に発表される論文のように他の学者の検証を経たものではない。

閻博士チームが出した論文の題名は「自然な進化というより実験室で精巧に操作されたということを提示するSARS−CoV−2(新型コロナウイルス)の平凡でない特徴とSARS−CoV−2(新型コロナウイルス)の合成方法の推測」だ。

遺伝子分析結果などを根拠に論文が主張する核心内容は大きく2種類だ。まずコロナウイルスは自然的に発生するウイルスと一致しない生物学的特性を見せる。また、コウモリコロナウイルスを基に6カ月以内に人為的に作り出すことができるということだ。

◇「中国の研究所のウイルスと遺伝子類似」「受容体結合部位を操作」

閻博士は主張に対する科学的根拠として3種類を提示した。最初に、新型コロナウイルスの遺伝子塩基配列が中国重慶市第三軍医大学の軍事研究所と中国南京市南京司令部の医学研究所で発見されたコウモリコロナウイルス(ZC45、ZXC211)と疑わしいほど似ている。論文によるとこの2カ所では2015年と2017年にコウモリコロナウイルスが見つかっている。

2番目に、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質で人体細胞の受容体と結合する役割をする部位(RBM)が2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスと似ていた。また、この部位が遺伝的に操作されたという証拠が遺伝子に現れた。

スパイクタンパク質とはウイルス表面に突起状に飛び出してきたタンパク質で、コロナウイルスはこのスパイクタンパク質を通じて人体細胞の受容体と結合する。

3番目に、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質にはフーリン分離部位というウイルス感染力を高める部位がある。ところがこの部位は自然に現れる同じ系統のコロナウイルスでは全く見つけられない。

この分離部位の特異な塩基配列は、この部位が単純に動物間での伝達や再調合を通じた自然な進化の結果ではないという点を示す。新型コロナウイルスに人為的に挿入された可能性が大きいということだ。

◇「コロナウイルス、6カ月あれば作れる」…論文検閲も主張

論文にはコウモリウイルスと新型コロナウイルスの遺伝子比較分析結果も載せられた。閻博士チームは3つの科学的根拠に基づき5段階にわけて新型コロナウイルスを人為的に作る方法を提示した。各段階は少ないもので15日から長いものでは3カ月ほどかかり、6カ月でウイルスを作ることができると論文は主張した。

閻博士は香港大学に在職しながら新型コロナ流行の初期研究を遂行した。閻博士はこれに先立ち新型コロナウイルスのヒト感染の可能性を中国政府が公式発表する少なくとも3週間前にすでに知っていたと暴露した。また、昨年末には中国本土にいる同僚学者からヒトへの感染事例に対する情報を確保し、研究結果を大学研究所の責任者に報告したが黙殺されたと主張した。閻博士はこうした暴露により身辺への脅威を感じ、4月に香港を離れ米国に逃避した状態だ。

閻博士は論文で「新型コロナウイルスが研究実験室から出た可能性もあるという理論は同僚が検証する学術誌で厳しく検閲された」と主張した。

◇自然発生裏付ける論文複数あるが…「信頼しがたい」

だが科学界では新型コロナウイルスが自然発生したという理論が広く受け入れられている。遺伝子分析などを根拠にこれを裏付ける論文も複数出ている。

別の科学者は15日、デイリーメールとのインタビューで閻博士の論文に対し否定的な見方を出した。微生物発病学専門家であるアンドリュー・プレストン博士は「同僚学者の検討がされていない論文の立証されていない主張を考慮すると、現在の状態ではなんの信頼も持って見られない」と話した。

保健専門家である英サウサンプトン大学のマイケル・ヘッド博士は「新型コロナウイルスが実験室で作られたものではないという点を明確に示す論文がすでに同僚の検証を経て出されている。(閻博士の論文は)これまでの研究を凌駕するどのようなデータも明確に提供していない」と評した。

武漢ウイルス研究所も4月に「研究所スタッフのうちだれも新型コロナウイルスに感染した人はおらず、実験室のセキュリティレベルは最高水準だ」として疑惑を強く否定した。

だが新型コロナウイルスの起源をめぐる論争は続くものと予想される。新型コロナウイルスが全世界を襲って9カ月が過ぎたがウイルスが動物からヒトに広がるまでにどのような中間宿主を経たのか正確に明らかになっていないためだ。

新型コロナウイルスの起源を調査するとして7月に中国に行った世界保健機関(WHO)の専門家チームは事前調査という理由で発生地の武漢は訪問せずに帰ってきた。WHOの起源調査の目的も新型コロナウイルスが動物からヒトにどのように感染したのかであり、どんな種が関与したのかを確認することだ。








●新型コロナの起源、武漢研究所流出説について知っておきたいこと、今後の展開は?
2021/6/9(水) 18:10配信

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ナショナル ジオグラフィック日本版
米バイデン政権は8月26日までに調査報告を指示、その経緯と今後
2021年2月3日、コロナウイルスの起源を調査するため、世界保健機関のチームが武漢ウイルス学研究所に到着した後、記者に近づかないよう指示する警備員。(PHOTOGRAPH BY NG HAN GUAN, AP)

 新型コロナウイルスが中国武漢の研究所から誤って流出した可能性は「極めて低い」という報告書を世界保健機関(WHO)が発表してから数カ月。多くの科学者から否定され、一部では陰謀論とも言われた流出説が現在、再び注目を集めている。

ギャラリー:腸チフスのメアリーから不遇の天才医師まで「感染症、歴史の教訓」 画像20点

 この説が新たに話題にのぼるようになったのは、ジョー・バイデン米大統領が5月26日、米国の情報機関に対し、新型コロナウイルスの起源を調査する「努力を倍加」するよう指示を出してからだ。

 5月11日、大統領主席医療顧問のアンソニー・ファウチ氏は、ウイルスが自然に発生したものかどうかについて、今のところ「確信はない」と述べている。これは、2020年にナショナル ジオグラフィック誌のインタビューで語った内容からの明らかな方向転換だった。

 また5月14日には、一流の疫学者、免疫学者、生物学者など10人以上の科学者たちが、2つの有力な起源説、すなわち「動物から人間への自然感染」および「新型コロナウイルスを含む野生の実験用サンプルの偶発的な流出」についての詳しい調査を求める内容の書簡が学術誌「サイエンス」に掲載された。科学者らは「十分なデータが得られるまでは、これらの仮説を真剣に受け止めるべき」だと主張する。適切な調査とは「透明性があり、客観的で、データを重視し、幅広い専門家が参加し、独立した監督のもとで行われ」可能であれば利害の対立を最小限に抑えたものであるとしている。

「感染症が発生したときには、常にその起源を調査することが重要です」。米ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターの感染症内科医で上級研究員のアメシュ・アダルジャ氏はそう述べている。「研究所からの流出説は、動物からの感染説と同様に可能性があり、その起源については徹底的かつ独立した調査が行われるべきだと考えます」

答えの出ていない疑問
 6月7日時点で、世界で1億7300万人以上が新型コロナウイルスに感染し、犠牲者は370万人を超えている。その起源は今もわかっていない。

 数カ月間にわたるWHOの調査に参加した者を含め、多くの科学者が最も可能性が高いと考えている説は、動物から人間への感染であり、おそらくはコウモリから直接人間に、あるいは中間宿主を介して感染したものと思われる。動物から人間への感染は、多くのウイルスがたどる一般的な経路だ。SARSとMERSという少なくとも2種類のコロナウイルスは、動物からの感染で広がった。

 一方で、新型コロナウイルスが、武漢ウイルス研究所から流出したものかどうかを調査することには価値があると主張する科学者もいる。同研究所では、10年以上にわたってコウモリのコロナウイルスの研究を行ってきた。

 WHOが任命した科学者と中国当局とが共同で行った調査によるWHOの報告書は、ウイルスが研究所から流出した可能性は「極めて低い」と結論づけた。しかし、WHOの調査チームに対しては、科学者が独立した調査を行うことが許されない、生データへのアクセスが拒否されるといった妨害が行われたため、結論を疑問視する声が出ていた。

 3月30日にWHOが報告書を公表した際、同機関のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、さらなる調査研究を求めて、「すべての仮説が検討対象から外れることはない」と述べている。

 そして5月11日には、ファウチ氏が政治ニュースサイト「PolitiFact」に対し、ウイルスは動物から人間への感染を通じて発生した可能性が高いとしながらも、「別の原因があった可能性も存在し、それを解明する必要がある」と発言した。

 火に油を注いだのは、最近になって判明し、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が5月23日に最初に報じた内容だった。米諜報機関のある報告書によると、2019年11月、武漢ウイルス研究所の研究者3人が体調を崩し、病院での治療を求めたという。トランプ政権の末期にも、米国務省は、同研究所の研究者が「COVID-19と一般的な季節性疾患の両方に一致する症状」で体調を崩していたとの声明を発表していた。

生物兵器では「あり得ない」が
 新型コロナウイルスを研究してきた疫学者やウイルス学者の大半は、このウイルスが広がり始めたのは2019年11月だと考えている。一方で中国は、最初に症例が確認されたのは2019年12月8日だと主張している。

 5月27日に北京で行われた記者会見において、中国外務省の趙立堅副報道局長は、米国が「研究所からの流出説をあおっている」と非難し、米国は「起源追跡の研究にほんとうに関心があるのか、それとも注目をそらそうとしているのか」と述べた。趙氏はまた、3人が体調を崩したというウォール・ストリート・ジャーナル紙の記事も否定している。

 一部の保守派の政治家や解説者が研究所流出説を支持してきたのに対し、リベラル派には否定的な意見が多く、特にパンデミックの初期にはそうだった。憶測の域を出ない流出説はまた、米中間の緊張の高まりにも寄与してきた。

 5月26日に、武漢の研究所と新型コロナ感染症の関連性に関する情報の機密扱いを解除する法案が米上院で可決された際、同法案を立ち上げた共和党のミズーリ州上院議員ジョシュ・ホーリー氏は、「世界は、このパンデミックが武漢研究所の過失によるものかどうかを知る必要がある」と述べ、「1年以上にわたって、武漢ウイルス研究所について質問する人は陰謀論者の烙印を押されてきた」と嘆いてみせた。

 ドナルド・トランプ氏の元通商担当補佐官で対中強硬派のピーター・ナバロ氏は、2020年4月、いっさいの証拠を示さずに、新型コロナウイルスは生物兵器として作られた可能性があると主張した。

 新型コロナウイルスが生物兵器として作られたという説は「まったくあり得ない」と、米バンダービルト大学医療センターの感染症教授ウィリアム・シャフナー氏は言う。

 まず1つには、生物兵器とは敵対する集団を標的とし、自分の集団には影響を与えないものでなくてはならない。ところが新型コロナウイルスは「制御することができず」「自国の人々の間にも広がる」ため、「生物兵器としてはまるで逆効果を招く」ものだと、氏は主張する。

おそらく疑問は解明されない
 より妥当な研究所流出説として考えられるのは、武漢研究所が新型コロナウイルスを動物から分離、研究していた際、手違いで流出させてしまったというものだと、科学者たちは言う。「新型コロナウイルスの毒性や感染性の程度を知らず、防護策を講じなかったため、研究所の職員が感染した可能性があります」と言うのは、米マーシー大学の疫学者ロッシ・ハサド氏だ。そこから感染の連鎖が始まり、最終的にパンデミックにつながったというシナリオだ。

 ハサド氏はしかし、この研究所流出説は可能性としては「極めて低く」「適切な科学的調査を行ったとしても、おそらくは理論的なものにとどまるでしょう」と付け加えている。

 バイデン氏は米情報機関に対し、90日以内(8月26日)に調査結果を報告するよう命じた。

 最も受け入れられている仮説が、動物から人間に感染したというものである理由は明らかだと、米サンディエゴ州立大学の疫学者イーヤル・オレン氏は言う。「はっきりしているのは、新型コロナウイルスの遺伝子配列が、コウモリから見つかるほかのコロナウイルスと似ているということです」

 一部の科学者は、明確な結論が得られるかどうかについて今も懐疑的だ。シャフナー氏は言う。「最終的には、新型コロナウイルスの起源についての疑問は解明されないとわたしは考えています」

文=JILLIAN KRAMER/訳=北村京子







●米ファウチ博士、武漢研究所と“親密な関係”か 「コウモリ研究」名目で多額助成、パンデミック初期に「一緒に乗り越えましょう」とメール 河添恵子氏が緊急寄稿
2021/6/9(水) 16:56配信

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夕刊フジ
河添恵子氏

 ジョー・バイデン米大統領が、新型コロナウイルスの「起源」について、中国・武漢にある中国科学院武漢ウイルス研究所からの「漏洩(ろうえい)説」を否定せず、米情報機関に追加調査を指示した。英国とノルウェーの研究者が近く、「ウイルスは研究室の実験室で作成された」という論文を発表するとの報道もある。これらは英コーンウォールで11日から開催される先進7カ国(G7)首脳会議でも主要テーマとなりそうだ。ノンフィクション作家の河添恵子氏が、米国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ博士の名前も登場する、最新の衝撃情報を報告する。

【写真】発生源説が再燃する武漢ウイルス研究所

 「中国の政治的影響力が、世界による武漢調査を妨げている」

 米シンクタンク「アトランティック・カウンシル(大西洋評議会)」の上級研究員で、世界保健機関(WHO)顧問のジェイミー・メッツル氏は5月24日、米FOXニュースに出演して、こう語った。

 メッツル氏は、ビル・クリントン政権時代に国家安全保障会議(NSC)の多国間・人道問題担当ディレクターを務め、バイデン大統領が上院議員時代に率いた上院外交委員会では副参事だった。バイデン氏に「近い」論客といえる。

 自称“進歩派”のメッツル氏は昨年、新型コロナの「起源」などについて発信して、科学者や主流メディアから「陰謀論者」のレッテルを貼られたという。だが、「ようやく、本質的な議論を行える余地が生まれ、それが始まっていることをうれしく思う」と同番組で語っている。

 この2日後、バイデン氏が情報機関に対し、「新型コロナの『起源』について追加調査し、90日以内に報告するよう指示した」ことも報じられた。

 こうした動きは、米国国立衛生研究所(NIH)傘下の国立アレルギー・感染症研究所所長のファウチ博士と、武漢ウイルス研究所との「親密な関係」が取り沙汰されていることと無関係ではなさそうだ。

 武漢ウイルス研究所でのコロナウイルス研究のため、NIHがニューヨークの非営利団体「エコヘルス・アライアンス」を通じて、5年間で少なくとも60万ドル(約6600万円)を助成した事実を、ファウチ博士が認めた(=米紙ウォールストリート・ジャーナルは、送金額を340万ドル=約3億7200万円=と報じている)。NIHディレクターは「コウモリのコロナウイルスが人に感染するか、その研究をするため」と語っている。

 コロナ禍の「救世主」から、にわかに「渦中の人物」となったファウチ博士に、さらなる追い打ちとなる報道があった。

 米紙ワシントン・ポストは今月1日、ファウチ博士の昨年3月から4月の通信記録(=866ページに及ぶ同氏のメール内容の一部)を報じたのだ。「情報自由法」に基づき入手したという。

 ファウチ博士の1日約1000通ものやり取りの相手は、同僚や、病院システム管理者、外国政府、米IT大手マイクロソフト(MS)の創業者、ビル・ゲイツ氏など、多種多彩だった。

 この中で国内外から耳目を集め、疑惑を深めたのがファウチ博士と、中国科学院大学の高福(英名=George F.Gao)教授とのやり取りではないだろうか。

 ■中国の一部の人々は新型コロナの正体知っている

 中国疾病予防コントロールセンター主任で、ウイルス学者の高教授が昨年3月28日のメールで、「一緒に働き、ウイルスを地球から取り除きましょう」と記し、ファウチ博士は「私はすべて理解しています。問題ありません。私たちは一緒にこれを乗り越えましょう」と返信したという。

 ファウチ博士は「誤解されている」と火消しに必死だが、パンデミック(世界的大流行)の早い段階で、中共政府の保健当局者と連絡を取り合い、しかも「一緒に乗り越える」と誓っていたことは事実なのだ。

 さて、冒頭のメッツル氏は先月31日、英ラジオ局「ロンドン放送協会(LBC)」のインタビューで、こう述べている。

 「おそらく、中国のごく一部の人々は(新型コロナの『起源』や正体を)知っているでしょうけれど、彼らは口を閉ざしている。ただ、(ウイルスが)研究室から流出している可能性はある。これが真実だと証明されたら、習近平国家主席の地位は保証されるのか? 追放される可能性が高い。そして、世界中が中共政府に賠償請求をするはずだ」

 今週、英国で開催されるG7首脳会議で、「招待されない主役」が誰かは言うまでもないが、習氏が枕を高くして寝る日はもうないのかもしれない。

 ■河添恵子氏(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。2020年、アパ日本再興財団が主催する、第13回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀藤誠志賞を受賞。著書・共著に『トランプが中国の夢を終わらせる』(ワニブックス)、『覇権・監視国家−世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)、『習近平が隠蔽したコロナの正体』(同)など多数。

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夕刊フジ





●「コウモリが手袋かんで破れた」武漢研究所が削除した映像あった
2021/6/3(木) 9:41配信

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朝鮮日報日本語版
(写真:朝鮮日報日本語版)

 新型コロナウイルスの起源(発生地)が中国・武漢市の研究所だという疑惑が全世界に再び広がっている中、新型コロナ発生前に武漢ウイルス研究所(WIV)の科学者たちがきちんとした防護具のないまま、素手でコウモリを扱っていてかまれる様子が含まれている国営放送局・中国中央テレビの映像にあらためて注目が集まっている。

■「新型コロナに対する不安」韓国が世界14カ国で1位、日本は?

 米紙ニューヨーク・ポストは28日(現地時間)、WIVの研究者が手袋やマスクなどの保護具を着用せずにコウモリとその排せつ物を扱う様子が映る中国中央テレビの映像を公開した。

 2017年12月29日に中国で放映されたこの映像で、半袖・半ズボン姿の研究者たちは、手袋以外は保護具を着用しないまま、感染性が高いコウモリの排せつ物を採取した。

 同研究室で一部の研究者は手袋を着用しないままコウモリの研究サンプルを受け渡しした。研究室の中で一般的な衣類を着て、頭に保護具をつけていない姿も映像にある。

 この映像で、ある科学者は「コウモリが手袋をかみ切って私をかんだ」「針でジャブ(jab)をもらった気分だ」と言っている。この映像にはコウモリにかまれた部分がひどく腫れている写真も登場する。

 映像で、研究者たちが素手でコウモリを扱う姿が出ると、番組司会者は「負傷の危険性は依然として存在している」「研究者たちは現場調査前、狂犬病の予防注射を受けた」と説明した。

 この映像は、中国中央テレビが2017年末に放映したものを、1月15日に台湾のニュースが見つけて報道したものだ。台湾のニュースはこの映像がWIV所属の中国の生物学者・石正麗(Shi Zhengli)氏の昇進を祝うために製作・放映されたと紹介した。この映像の題名『13年根気強く追跡した中国の科学者、SARS(重症急性呼吸器症候群)の震源地を訪問』だ。「バットウーマン(Bat Woman)」として知られている石正麗氏は、新型コロナウイルス流出の責任者として名前が挙がっている人物だ。

 この映像の公開で、新型コロナ発生地が中国のWIVであるという疑惑がいっそう強まっている。スコット・ゴットリーブ元米食品医薬品局(FDA)局長は30日(現地時間)、CBS放送で「新型コロナが中国の武漢のウイルス研究所から発生したことを証明する状況はますます増えている」と語った。

 2019年11月にWIVの研究員3人が未知の病にかかったという内容が含まれていたことが、最近の米国情報報告書で明らかになると、ジョー・バイデン大統領は米国の情報機関に新型コロナ発生地を究明するよう指示している。

 中国の科学技術を推進するため4年前に公開された映像が、当初の意図とは全く別の角度からあらためて注目されるや、中国中央テレビは関連記事を削除したことが分かった。

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朝鮮日報日本語版





●「石正麗」に関連する情報 20件中 1〜10件目
コウモリ

新型コロナウイルスの起源を調べるために中国・武漢に入っているWHOの国際チーム。調査当初から密着していた記者の報告。中国・北京から中継。WHOの国際調査チームは先月28日に隔離期間が明け、翌29日から調査を本格化。先月31日には流行初期に多くの感染者が確認された海鮮市場を訪れた。メンバーの1人でオーストラリアのウイルス学の専門家がJNNの取材に応じ「海鮮市場は当時多くの店が密集していてクラスターが起こりやすい状態だった」と指摘。また、今月3日には、アメリカ側がウイルスが流出したと主張していた武漢ウイルス研究所を調査。「現場や残された記録の中から研究所からウイルスが漏れたといえるものはなかった。今回の訪問で我々が見たものではそうした証拠はない」と話した。コウモリ由来のコロナウイルス研究で知られる石正麗研究員とは率直な意見を交わしたが、ウイルスが漏れたという証拠は見つからなかったという。ただ、専門家は「理想はコウモリが生息する洞窟の調査もすべきだ」と語っている。取材中、中国側の介入ともとれる場面があったという。海鮮市場で写真を撮っている調査団に対し、警備員がほかへ移動を阻むような動きを見せており、準備した場所以外を見せたくないという意図が見えたという。また、新型コロナ対策の功績を称える展示場に2時間半視察するなど、訪問先の選定には中国側の意向が反映されているのではないかという印象を受けた。さらに、チームの宿泊先は市街地から車で40分ほどの施設で、周囲にはバリケードや規制線が設置。ホテルに隣接する会議場には中が見えないよう幕が張られ、外部との接触が厳しい環境だった。国際社会の声に押される形で、1年以上たってようやく調査チームを受け入れたが、中国政府は「研究の一部であって、調査ではない。国際協力の一環」と主張し、意識の差を感じたという。一連の対応を見ていると、ウイルスの発生源説を払拭できたかは不透明。調査チームは現場に出向いて行う調査はすでに終えており、今週帰国の予定。

情報タイプ:動物 
・あさチャン! 2021年2月8日(月)06:00〜08:00 TBS






●WHO調査団、武漢研究所で「バットウーマン」石正麗氏らと意見交換
2021/02/03 23:57
新型コロナ
 【武漢(中国湖北省)=吉岡みゆき、ジュネーブ=杉野謙太郎】中国湖北省武漢市で新型コロナウイルスを巡る現地調査を進めている世界保健機関(WHO)の国際調査団は3日、米政府がウイルスの流出源である可能性を指摘した「中国科学院武漢ウイルス研究所」で、実験室を見学し、研究員らと意見交換した。

3日午後、WHOの国際調査団のメンバーが出発する際に騒然とする武漢ウイルス研究所の出入り口前(片岡航希撮影)
 調査団の一人はツイッターで、意見交換に研究所の女性研究員、石正麗シージョンリー氏が加わっていたと明らかにした。コウモリを宿主とするウイルスの研究で知られる石氏は「バット(コウモリ)ウーマン」と呼ばれ、発生源解明のカギを握る存在として注目を集めている。意見交換の内容は明らかになっていないが、この調査団メンバーは「非常に重要な会だった」とも投稿した。

 今回の調査に対しては、米国のブリンケン国務長官が1日、米NBCテレビで中国の情報提供が「(期待される)基準をはるかに下回っている」と批判した。

 WHOの調査には受け入れ国の同意が必要で、限界がある。10日頃まで続くとみられる残りの調査も中国主導で進むことが確実視されている。WHOの緊急事態対応責任者マイク・ライアン氏は1日の記者会見で「外部には『調査結果が出ても受け入れられない』と言う人が多くいる。(ウイルスの起源について)答えがわかっているなら、ぜひ教えてほしい」と、いらだちをあらわにした。

 調査団は今回、習近平シージンピン政権の指導でウイルス封じ込めが成功したと宣伝する特別展示場に案内された。科学的知見とはほぼ無関係だ。中国側は、感染者が初期に集中した華南海鮮卸売市場の仕入れ先だった輸入冷凍食品倉庫にも調査団を案内した。ウイルスが冷凍食品に付着して国外から流入した可能性があるとする昨年来の主張を説明した模様だ。

 日本の感染症専門家は「中国の主張にお墨付きを与えるだけの調査に終わりかねない」と懸念する。

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●「コロナ重大発見」控えた中国系教授、米自宅で遺体で発見
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.07 07:001 글자 작게
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亡くなったビン・リウ教授を哀悼するピッツバーグ大学の声明。[写真 コンピュータ・システム生物学部ホームページキャプチャー]
亡くなったビン・リウ教授を哀悼するピッツバーグ大学の声明。[写真 コンピュータ・システム生物学部ホームページキャプチャー]
米国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に関連して重大な発見を控えていた中国系教授が銃に撃たれて亡くなる事件が発生した。

6日(現地時間)、CNN放送などによると、ピッツバーグ大学医大のビン・リウ(Bing Liu)助教授(37)は先週末の2日、ペンシルバニア・ピッツバーグの自宅で頭や首、胴を銃に撃たれて死亡した。

当時リウ教授は一人で自宅におり、盗まれた物はなく強制的に侵入した跡も見つからなかったと伝えられた。

容疑者としてみられていた中国系男性ハオ・グ(46)は約1.6キロ離れたところに駐車していた車両の中で亡くなったまま発見された。ピッツバーグ警察は容疑者がリウ教授を殺害した後、車両に戻って自ら命を絶ったとみている。

警察は2人が互いに知り合いだったとみて犯行の動機を調査している。

リウ教授はピッツバーグ医大コンピュータ・システム生物学部で研究助教授で働いていた。

この日、同部は声明を通じて「リウ教授は同僚から尊敬されている優れた研究者であり、今年だけで4本の論文を発表した多作の研究者だった」と哀悼した。

続いて「リウ教授は『SARS−CoV−2(新型コロナウイルス)』感染の細胞メカニズム、合併症細胞基礎を理解する非常に重大な発見をする直前だった」とし「彼が始めた研究を完成するために最善を尽くす」と付け加えた。






●武漢研究所からのコロナ流出説再燃、中国「米国の陰謀論」
2021年5月27日 10:21 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 米国 北米 ]
武漢研究所からのコロナ流出説再燃、中国「米国の陰謀論」‹ ›
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中国・武漢にある武漢ウイルス研究所の建物(2020年5月13日撮影)。(c)Hector RETAMAL / AFP
中国・武漢にある武漢ウイルス研究所の建物(2020年5月13日撮影)。(c)Hector RETAMAL / AFP
中国・武漢にある武漢ウイルス研究所の建物(2020年5月27日撮影)。(c)Hector RETAMAL / AFP
中国・武漢にある武漢ウイルス研究所の建物(2021年2月3日撮影)。(c)Hector RETAMAL / AFP
【5月27日 AFP】中国政府は26日、新型コロナウイルスが武漢(Wuhan)の研究所から流出したとする説が再燃する中、「陰謀論と虚偽情報を広めている」として米政府を非難し、米国もウイルス研究施設を公開して調査させるよう要求した。

 新型ウイルスが世界に広がる直前の2019年11月、研究員3人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に似た症状で入院していたと米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じたことで、武漢ウイルス研究所(Wuhan Institute of Virology)に再び注目が集まっている。

 同紙はまた、研究者らが7年前、コウモリが媒介する新種のコロナウイルスで労働者が謎の病気を発症した中国南西部の鉱山で、ウイルスのサンプルを採取していたと伝えた。

 中国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は同紙の報道を改めて否定した上で米国を非難した。「研究施設からの流出といった陰謀論や虚偽情報を広めている」

 新型ウイルスが中国の研究所から流出したという説は当初、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米政権がとりわけあおっていた。

 趙氏は、この説を復活させることは世界保健機関(WHO)の調査に対して「非礼」であり、「ウイルスと闘うための世界的な団結を損なう」恐れがあると述べた。

 さらに、「米国が真に完全な透明性を要求するのであれば、中国と同じように、WHOの専門家を招いて調査させるべきだ」と述べ、「メリーランド州にあるフォートデトリック(Fort Detrick)基地をできるだけ早く公開し、米国が世界中に持つすべての生物科学研究所も開放すべきだ」と語った。(c)AFP


特集:新型コロナウイルス感染症「COVID-19」
中国・武漢市から世界各地に感染が広がった新型コロナウイルス。





●「コロナウイルスは武漢研究所で人工的に変造された」英研修者らが法医学的学術論文発表へ 
2021/5/31(月) 20:01配信

「ウイルスは中国研究所で人工的に変造された」
FNNプライムオンライン

新型コロナウイルスの武漢研究所流出説が再燃する中、英国の研究者らがウイルスが中国の同研究所で人工的に変造されたことを法医学的に突き止めたと、近刊の学術誌で論文を発表する。

【画像】米国に続き英国からも「研究所流出原説」が再燃

英国の日刊紙デイリー・メイル電子版28日の特種報道で、近く発行される生物物理学の季刊誌Quarterly Review of Biophysics Discoveryに掲載される学術論文を事前に入手し「中国がコロナウイルスを造った」と伝えた。

論文の筆者は、ロンドンのセント・ジョージ大学で腫瘍学専科のアンガス・ダルグライシュ教授とノルウェーの製薬会社イミュノール社の会長で生物学者でもあるビルゲール・ソレンセン博士の二人で、研究の発端はイミュノール社で新型コロナウイルスのワクチンを開発するために、ウイルスを調べ始めたところ、ウイルスが人工的に改ざんされた痕跡(フィンガープリント)を発見したことだったという。

そこで二人は、武漢ウイルス研究所を疑って2002年から2019まで同研究所で行われた実験にかかわる研究論文やデータから、その根源を探る「レトロ・エンジニアリング」という手法で分析した。

その結果二人は、中国の研究者が、その中には米国の大学と協調して研究していた者もいたが、コロナウイルスを「製造する術」を手にしたらしいことが分かった。

彼らの研究のほとんどは、米国では禁止されている遺伝子操作で性質の異なるウイルスを作り出すことだった。

コウモリのウイルスを遺伝子操作で変造
二人は、中国の研究者が中国の洞窟で捕らえたコウモリからそのウイルスの「バックボーン」と呼ばれる部分を別のスパイクに接着させ、より致死性が高く感染力の強いウイルスを造ったと考える。

そのウイルスのスパイクからは4種のアミノ酸の列が見つかったが、こうした構造は自然界のウイルスには見られないことで、人工的なウイルスであることを裏付けるものだとソレンセン博士は言う。

コロナウイルスの発生源については、世界保健機関 (WHO)の調査団が中国で調査した結果「コウモリから別の生物を介してヒトに感染した可能性が高い」と報告し、中国のキャンペーンもあって自然界での変異説が有力視されてきた。

「軍事利用」が目的だったのか?
しかし、ここへきて武漢ウイルス研究所の研究員3人が2019年秋にコロナと似た症状で入院していたという米情報当局の情報がマスコミに流されたり、英国の情報部もウイルスが武漢研究所から流出したものと判断したと伝えられ「研究所流出原説」が再燃。バイデン米大統領も26日コロナウイルスの発生源再調査を命じ、90日以内に報告するよう求めた。

そうしたタイミングで出てきた今回の研究論文は、単なる噂話ではなくウイルスを法医学的に分析した学術研究なので説得力があり、今後このウイルス変造が「軍事利用」を目的としていたのかどうかなどの論議に火をつけることになりそうだ。

【執筆:ジャーナリスト 木村太郎】

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最終更新:5/31(月) 20:01
FNNプライムオンライン






●武漢ウイルス研究所職員、19年秋に体調不良訴える
2021/5/24(月) 11:17配信

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 【ワシントン】中国の武漢ウイルス研究所(WIV)に所属する3人の研究員が2019年11月に、病院での治療が必要になるほどの体調不良を訴えていたことが分かった。これまで公表されていなかった米情報機関の報告書から明らかになった。新型コロナウイルスが同研究所から流出した可能性についてより詳細な調査を求める声が高まる可能性もある。

 トランプ前米政権は退任直前、新型コロナなどの病原体を研究するWIVの複数の研究員が「新型コロナと季節性の通常疾患両方の症状」を訴え、19年秋に体調不良に陥ったとする国務省の情報を公表していた。

 今回は、新型コロナの発生源を巡る調査の次の段階について世界保健機関(WHO)の意思決定機関が協議する直前に、不調を訴えていたWIV研究員の数やその時期、通院していた事実などが明らかになった形だ。

 WIVに詳しい現旧の米当局者らは、今回の情報を評価する上で裏付けとなる証拠を巡り異なる見解を示している。ある関係者は、国際的なパートナーから得た情報で、重大である可能性はあるものの、さらなる調査や実証が必要だと述べた。

 一方、もう1人の関係者は情報がより確実なものだとし、「さまざまな情報源から入手した情報で極めて質が高いものだった。非常に正確だった。体調不良に陥った理由については詳細がなかった」と指摘した。

 19年11月は、多くの疫学者やウイルス学者が、パンデミック(世界的大流行)の原因となった新型コロナウイルスが武漢で広まり始めたと考えている時期にほぼ相当する。

  また多くの研究者はウイルスがコウモリ由来である可能性が高いと考えているが、WIVはコロナウイルスを保有するコウモリに関する広範囲に及ぶ研究を巡り、生のデータやセキュリティーログ、研究所の記録を共有していない。

 中国政府は国内の研究所からウイルスが流出した可能性を繰り返し否定している。

By Michael R. Gordon, Warren P. Strobel and Drew Hinshaw

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新型コロナ、武漢の集団感染前に人知れず拡散か
最終更新:5/24(月) 11:17
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版



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2021年5月25日

国際
新型コロナ、武漢の集団感染前に人知れず拡散か

新型コロナ感染が最初に拡大した武漢市(写真は長江にかかる橋、2019年12月11日)
PHOTO: QILAI SHEN/BLOOMBERG NEWS
By Betsy McKay in New York, Drew Hinshaw in Warsaw and Jeremy Page in Beijing
2021 年 2 月 20 日 04:10 JST

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 中国で見つかった新たな証拠によって、疫学者が長らく抱いてきた推測が裏付けられた。新型コロナウイルスは武漢市のあちこちで感染が広がった2019年12月より前の11月から、近辺で人知れず広がり始めていたようだ。

 世界保健機関(WHO)調査団によると、中国当局は武漢市近辺で19年12月に174人の新型コロナ感染者がいたことを確認した。それは、これまで考えられていた以上に多くの軽症者や、無症状あるいは未確認の感染者がいたことを示す十分な情報だ。

 新型コロナの起源を突き止めるため4週間にわたり中国を訪問したWHO調査団が収集した情報によると、この174人のうち多くは、当初集団感染源とみられた卸売市場とのつながりが確認されていない。調査メンバーによると、中国当局は感染者や初期の感染者とみられるケースの生データをWHO調査団に提供することを拒んでいる。


ニューヨークの大みそかのにぎわい(2019年12月31日)
PHOTO: JEENAH MOON/REUTERS
 中国当局が12月に広がったウイルスの13の遺伝子配列を調べたところ、市場関係者の間で類似の配列が見つかったものの、市場と無関係の人々の間では若干の違いがあった。WHO調査メンバーが明らかにした。WHO調査団のオランダ人ウイルス学者マリオン・クープマンス氏によると、この二組は11月中旬から12月上旬にかけて枝分かれし始めたもようだが、9月から感染が起きていた可能性がうかがえるという。

 クープマンス氏はこうした情報や他の証拠から、新型コロナが11月下旬もしくはそれ以前に人間に感染していた可能性があるものの、武漢で感染が急増するまで、人々の注意を引くには発症者が少なすぎたと推察されると述べた。12月までには、市場関係者も無関係な人々も含め、はるかに広範にウイルスが拡散していた。

 WHO調査団のオーストラリア人微生物学者、ドミニク・ドワイヤー氏は「12月に人々が知らなかったケースがもっとたくさんあったに違いない」と話す。

 WHO調査員でデンマークの疫学者テア・フィッシャー氏は先週、初期の重症患者が確認される前からウイルスが「確実に人々の間に広がっていた」とし、初期の患者は「氷山の一角」だと述べた。


国慶節の祝日を前に混み合う武漢の鉄道駅(2019年9月30日)
PHOTO: ZHAO JUN/ZUMA PRESS
 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が取材したWHO調査員6人によるこうした所見から、武漢でいかにウイルスが広がったかを巡る共通概念が浮かび上がる。11月に気づかれぬままに感染が水面下で広がり、12月のはるかに大規模な感染拡大の伏線となったとの見方だ。ニューヨークやイタリア北部など他地域でも、感染の大流行が突発する前に数週間にわたってひそかに集団感染がくすぶる同様のパターンが見られた。

 WHOは抗体を検査するため、19年12月より数カ月前に採取した血液サンプルを求めている。また、中国当局によれば初めて感染者が公式に確認されたのは12月8日だが、それ以前の感染状況を立証するため、同期間に発症した数千人の生データも求めている。

 病原体の突然変異率を調べているケンブリッジ大学の研究員らは昨年、新型コロナが初めて人に感染したのは19年9月下旬から11月下旬のいつかである可能性が高いとしていた。

 同様に、アリゾナ大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の研究によれば、武漢を省都とする湖北省では19年10月半ばに感染が発生していた可能性がある。

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 UCSDの進化生物学者で研究共著者のジョエル・ワーセイム氏は、19年12月には感染が広がっていたとするWHOの調査結果について、「われわれのモデルと非常に合致する」としている。

 中国外務省と国家衛生健康委員会からコメントは得られていない。

 WHO調査団によると、19年12月以前に武漢や周辺地域で大規模な集団感染が発生した証拠は見つかっていない。

 WHO調査団の動物学者、ピーター・ダスザク博士は「12月より前にあちこちで散発的な感染が起きていたであろうことは疑いない」としつつ、「だが12月以前に中国で広く流行していたとも思わない」と語った。

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●コロナ起源巡り新たな手掛かり、ヒトへの感染でカギに

タイでコウモリの血液サンプルを収集する科学者(2020年6月)
PHOTO: DNP/REUTERS
By Betsy McKay
2021 年 3 月 2 日 03:51 JST

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 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの起源に関する全容解明を目指す中、ウイルスが自然な進化を通じてヒトへの感染力を獲得したことを示唆する新たな手掛かりが浮上してきた。

 直近の少なくとも4つの研究から、東南アジアや日本に生息するコウモリやセンザンコウが持つウイルス株と、今回の新型コロナに密接な関係があることが判明した。これは病原体が従来の想定よりも広範囲に広がっており、ウイルスが進化する機会が豊富にあったことを示している。

 別の研究では、ウイルスの重要な構成要素である単一アミノ酸が変化することにより、ヒトへの感染を可能にする、もしくは少なくとも手助けするとみられることが分かった。アミノ酸はタンパク質を形成する有機化合物だ。

 これら最新の研究結果は、コウモリを起源とするウイルスが、おそらく仲介役となった動物を通じて自然に進化することで、ヒトへの感染力を獲得したとの見方を一段と裏付けるものだ。パンデミック(世界的な大流行)の再来を回避するには、ウイルスの起源を特定することが重要だと考えられているが、全容解明には何年もかかるかもしれない。


研究では、センザンコウ(写真)がコロナウイルスを保有していることが判明したが、パンデミックの起源である可能性は低いとみられている
PHOTO: MANAN VATSYAYANA/AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES
 2月に中国・武漢で4週間にわたり現地調査を実施したWHOのチームは、中国に加え、特に同国と国境を接する東南アジア諸国でもウイルスの起源特定に向けた調査を求めている。今回の新たな研究結果により、WHOがなぜ調査範囲の拡大を唱えているのかについても、これで説明がつく。

 バージニア工科大学のウイルス学者、ジェームズ・ウィジャールカレリ氏は、アミノ酸の変化がウイルスの自然な進化を示唆していると話す。同氏が主導したアミノ酸の変化に関する研究結果は、査読前の論文を掲載するサイトで共有された。

 それによると、同氏のチームはヒトへの感染を後押ししたとみられるウイルスの変化について、18万3000近い遺伝子配列を分析した。その結果、スパイクタンパク質の単一アミノ酸を変化させるウイルスの変異を特定。それが人間の細胞を感染させ、複製できることを示した。

 米当局者や科学者の一部は、研究室で起きた事故でウイルスが流出した可能性を完全に排除することはできないとの考えを示している。武漢ウイルス研究所は厳重に警備された施設の中で、コウモリが持つコロナウイルスについて研究を実施している。だが、パンデミック(世界的な大流行)以前に今回の新型コロナに関する研究を行っていた、もしくは保管していたとの見方を否定。最も厳格な安全基準を維持しているなどと主張している。

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 だが、一部の科学者や米当局者は、研究所のこれまでの安全記録に加え、自然に変化したウイルスと「機能獲得」実験の双方の研究について、加工前の生データを共有するよう求めている。機能獲得とは、ウイルスがヒトへの感染や拡散する能力を強化できるか分析するために、科学者がウイルスの遺伝子を操作した実験のことを指す。

 専門家で構成されるWHOの調査団はこれまで、研究室内の事故が原因となった可能性は極めて低いとの考えを示している。だが、調査団のトップ、ピーター・ベンエンバレク氏は先週、研究室の仮説についても「まだ選択肢として消えたわけではない」としており、チームとしてすべての可能性を評価するだけの情報が得られていない点を認めている。

 WHOは近く、武漢入りした調査団が策定した報告結果の要旨を公表する見通し。ただ、報告書の全文が公表されるのは数週間先となるとみられている。

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●「肺炎はデマと言え」武漢の看護師が隠ぺいを初告白 〜世界初の新型コロナ感染爆発に隠された真相〜
2021/3/19(金) 19:01配信


FNNプライムオンライン

中国にある武漢市中心病院をご存知だろうか?
2019年の12月末に、この病院の患者から新型コロナウイルスが世界で初めて確認されたとされる、いわば“パンデミックの始まり”となった病院である。

【画像】武漢市中心病院でたった一人で警鐘を鳴らし続けた女性医師

この病院で何があったのか?なぜパンデミックは防げなかったのか?実は、武漢市中心病院の関係者には厳しい箝口令が敷かれており、感染爆発に至るまでに院内で何が起きていたのかはほとんど知られていない。

この武漢市中心病院で、最初に未知のウイルスに遭遇し、たったひとりで警鐘を鳴らし続けた女性医師がいる。救急科で主任を務める艾芬(アイ・フン)医師だ。

今回、私たちが話を聞いたのはその艾芬医師と共に働いていた看護師の張莉さん(仮名)。

数カ月にわたる交渉の末、顔や氏名を絶対に公開しないならと言う条件のもと、「未知のウイルスとの遭遇」、そして「感染爆発に至るまでの信じがたい経緯」を明かしてくれた。

ある日突然、運ばれてきた「謎の肺炎患者」
張看護師が最初に未知のウイルスの噂を聞いたのは2019年の年末のことだという。ある日突然、運ばれてきた「謎の肺炎患者」について、彼女はこう振り返る。

「彼らの症状は風邪とあまり変わりませんでした。ただ、風邪は注射したり、炎症を抑えれば良くなります。しかし、その患者さんは全く回復しないんです。しかも、進行が異様に早いんです。率直な感想は理解できない病気だということでした。」

そして、2019年12月30日、艾芬医師は診ていた患者から未知のウイルスが検出されたことを知り、同僚医師らにその事実を伝えたのだ。当時の状況を看護師はこう振り返る。

「2019年12月31日のことでした。同僚にこの病院からSARSの患者が出たという話を聞いたんです。本当に怖かったです。未知の病気でしたのですぐに対策をしようという事になりました。」

この武漢市中心病院で見つかったSARSウイルスこそが、後に私たちの知る新型コロナウイルスだったのだ。この情報をSNSで世界に発信し、のちに自らも感染し、命を落とした李文亮(リ・ブンリョウ)医師もまた、艾芬医師から検査結果を聞いたひとりである。

病院上層部から驚くような指示が…
しかし、12月31日、武漢市は未知のウイルスによるヒトヒト感染を否定。同時に、病院上層部から張看護師に驚くような指示があったという。

「家族にSARSの事を言わないように。伝えるにしても例えばSARSなどの敏感な単語は使わず、インフルエンザが流行っている。そう伝えなさいと指導を受けたんです。」

病院からの隠ぺいの指示である。未知のウイルスを初めて検出し、その脅威を病院内で訴えた艾芬医師もまた、信じがたい隠ぺいの指示をされている。病院内で中国共産党の方針を守っているか監視する部門である「監察課」に呼び出され、「デマを流した責任をとりなさい。あなたが情報を流した病院関係者200人に直接会って、“私はデマを流しました”と謝罪すべきです。」と強い叱責を受けたのだ。

そうして病院が情報を隠している間に感染は拡大。張看護師も急増していく患者に戸惑っていたという。武漢市と病院がヒトヒト感染を認めないなか、2020年1月11日には、武漢市中心病院の医療関係者が次々と感染していく。張看護師の周りでも感染者が出たという。

「CTを撮った同僚から“私も感染したかも”って青ざめた顔で告白された事もありました。政府はヒトからヒトへの感染は無いって言っていましたけれど、よく考えればインフルエンザでさえうつりますからね。このウイルスだってヒトからヒトへ感染しないなんて言いきれないですよね。あの頃は自分が感染したらどうしようって、本当に怖かったんです。」

医療崩壊が起き始めたこの時点でも、驚くべきことに病院はヒトヒト感染の可能性を認めなかった。1月16日、武漢市中心病院の幹部会議に出席した艾芬医師は、病院内での感染対策を進めるべきだと訴えるも、ふたたび上層部から次のような叱責を受けている。「あなたたちにはきちんとした医療常識が必要である。ベテランの医師はこのようなことでパニックを起こしてはならない。ヒトヒト感染などなく、この肺炎は防げるし、治せるし、コントロールもできているのだから」と。

中国政府がようやくヒトヒト感染を認めたのは1月20日。その数日後、張看護師が病院で見たのはとんでもない光景だった。

「救急科の前に数百メートルの列ができていたんです。心が折れそうになりました。患者が多すぎるんです。」

その後、世界に拡大した新型コロナウイルス。張看護師は後悔の思いをこう語る。
「あの頃、うちの病院で口封じなどをせず、きちんと外に情報を提供して、みんなで防護意識を高めていればこんな事にはならなかったと私は思います。」



3月20日(土)夜9時から放送の『報道スクープSP 激動!世紀の大事件8』(フジテレビ系列)では、この看護師の初証言インタビューと、艾芬医師の手記に基づき、世界で初めての感染爆発が起きるまでの信じがたい経緯の一部始終をお伝えする。




●中国の教授「コロナ、武漢市場近くの実験室から流出」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.17 10:031 글자 작게
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中国だけで1660人以上の死亡者を出した新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が中国実験室から流出した可能性を提起した論文を中国の学者が発表していた。

16日、明報や蘋果日報など香港メディアによると、中国広東省広州の華南理工大学生物科学と工程学院の肖波涛教授は今月6日にグローバル学術サイト「ResearchGate(リサーチゲート)に論文を発表した。論文は新型コロナがコウモリから中間宿主を経て人に伝染した可能性よりも、湖北省武漢の実験室2カ所から流出した可能性を提起した。肖教授は武漢ウイルス研究所よりも武漢疾病予防管理センターが震源地である可能性が高いとみられると主張した。武漢ウイルス研究所は新型コロナが集中的に検出された華南水産市場から12キロメートル程度離れているのに対し、武漢疾病対策予防管理センターはわずか280メートルの距離にあるためだ。

肖教授は実験室からの流出とみている理由について、新型コロナの天然宿主である「キクガシラコウモリ」は武漢から900キロメートル離れた雲南省・浙江省などに棲息していて、食用としては特に使われていない点を挙げた。また、武漢市政府の報告書や武漢市民の証言を総合すると、華南水産市場でこのようなコウモリは扱われていなかったという。

反面、武漢疾病予防管理センターは2017年と2019年、実験用に多くのコウモリを捕まえた。2017年には湖北省・浙江省などで約600匹のコウモリを捕まえたが、この中には重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスを持つキクガシラコウモリも含まれていた。当時、同センターの研究員は、勤務中にコウモリに噛まれたり尿をかけられたりしたと話した。同センターはコウモリの細胞組織を分離させてDNAとRNA配列などの研究を行ったが、ここで出た汚染されたゴミがウイルスの温床になったというのが肖教授の主張だ。

初期に新型コロナに感染した患者が訪れた場所として知られている協和がん病院は武漢疾病対策センターとは通り一つを挟んだところにあったと論文は伝えた。こうした中、科学技術部の呉遠彬局長は15日、「実験室でウイルスを研究する際に安全にさらに注意を傾ける内容の指導意見を発表した」と明らかにした。現在、肖教授とは連絡が取れず、該当論文はサイトから削除された状態だ。

共産党の理論紙「求是」は、習近平首席が先月7日の政治局常務委員会会議でウイルス事態を予防・統制するために努力するよう指示したと16日、公開した。今回の公開で習主席が新型コロナを初期に把握していただけでなく、対処の指揮さえしていたと認めるようなもので、習主席の対応失敗責任論が強まっているとニューヨーク・タイムズ(NYT)は報じた。

一方、台湾で新型コロナの感染によって初めて死亡者が出たと中国現地メディアが16日、伝えた。この患者はB型肝炎と糖尿にも罹患していた。中国本土を除く地域で死亡者が出てきたのはこれで5例目となる。







●「新型コロナ、武漢の実験室から出てきた証拠3つ」…中国の学者が論文発表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.09.16 12:010 글자 작게
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新型コロナウイルス
新型コロナウイルス
中国出身のウイルス学者閻麗夢博士が新型コロナウイルスは中国・武漢の実験室で人為的に作られたという主張を裏付ける科学的根拠を盛り込んだ論文を14日に開放型情報プラットフォーム「Zenodo」を通じて発表した。

閻博士はこれに先立ち11日に英ITVのトークショーとのインタビューで、「新型コロナウイルスが武漢の実験室で作られたことを立証する科学的根拠を中国疾病統制センター(CDC)と現地の医師らから得ており、近く公開する」と明らかにして注目された。公開を予告してから3日ぶりに閻博士は同僚科学者3人とともに作成した論文を出した。ただし今回の論文は国際学術誌に発表される論文のように他の学者の検証を経たものではない。

閻博士チームが出した論文の題名は「自然な進化というより実験室で精巧に操作されたということを提示するSARS−CoV−2(新型コロナウイルス)の平凡でない特徴とSARS−CoV−2(新型コロナウイルス)の合成方法の推測」だ。

遺伝子分析結果などを根拠に論文が主張する核心内容は大きく2種類だ。まずコロナウイルスは自然的に発生するウイルスと一致しない生物学的特性を見せる。また、コウモリコロナウイルスを基に6カ月以内に人為的に作り出すことができるということだ。

◇「中国の研究所のウイルスと遺伝子類似」「受容体結合部位を操作」

閻博士は主張に対する科学的根拠として3種類を提示した。最初に、新型コロナウイルスの遺伝子塩基配列が中国重慶市第三軍医大学の軍事研究所と中国南京市南京司令部の医学研究所で発見されたコウモリコロナウイルス(ZC45、ZXC211)と疑わしいほど似ている。論文によるとこの2カ所では2015年と2017年にコウモリコロナウイルスが見つかっている。

2番目に、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質で人体細胞の受容体と結合する役割をする部位(RBM)が2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスと似ていた。また、この部位が遺伝的に操作されたという証拠が遺伝子に現れた。

スパイクタンパク質とはウイルス表面に突起状に飛び出してきたタンパク質で、コロナウイルスはこのスパイクタンパク質を通じて人体細胞の受容体と結合する。

3番目に、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質にはフーリン分離部位というウイルス感染力を高める部位がある。ところがこの部位は自然に現れる同じ系統のコロナウイルスでは全く見つけられない。

この分離部位の特異な塩基配列は、この部位が単純に動物間での伝達や再調合を通じた自然な進化の結果ではないという点を示す。新型コロナウイルスに人為的に挿入された可能性が大きいということだ。

◇「コロナウイルス、6カ月あれば作れる」…論文検閲も主張

論文にはコウモリウイルスと新型コロナウイルスの遺伝子比較分析結果も載せられた。閻博士チームは3つの科学的根拠に基づき5段階にわけて新型コロナウイルスを人為的に作る方法を提示した。各段階は少ないもので15日から長いものでは3カ月ほどかかり、6カ月でウイルスを作ることができると論文は主張した。

閻博士は香港大学に在職しながら新型コロナ流行の初期研究を遂行した。閻博士はこれに先立ち新型コロナウイルスのヒト感染の可能性を中国政府が公式発表する少なくとも3週間前にすでに知っていたと暴露した。また、昨年末には中国本土にいる同僚学者からヒトへの感染事例に対する情報を確保し、研究結果を大学研究所の責任者に報告したが黙殺されたと主張した。閻博士はこうした暴露により身辺への脅威を感じ、4月に香港を離れ米国に逃避した状態だ。

閻博士は論文で「新型コロナウイルスが研究実験室から出た可能性もあるという理論は同僚が検証する学術誌で厳しく検閲された」と主張した。

◇自然発生裏付ける論文複数あるが…「信頼しがたい」

だが科学界では新型コロナウイルスが自然発生したという理論が広く受け入れられている。遺伝子分析などを根拠にこれを裏付ける論文も複数出ている。

別の科学者は15日、デイリーメールとのインタビューで閻博士の論文に対し否定的な見方を出した。微生物発病学専門家であるアンドリュー・プレストン博士は「同僚学者の検討がされていない論文の立証されていない主張を考慮すると、現在の状態ではなんの信頼も持って見られない」と話した。

保健専門家である英サウサンプトン大学のマイケル・ヘッド博士は「新型コロナウイルスが実験室で作られたものではないという点を明確に示す論文がすでに同僚の検証を経て出されている。(閻博士の論文は)これまでの研究を凌駕するどのようなデータも明確に提供していない」と評した。

武漢ウイルス研究所も4月に「研究所スタッフのうちだれも新型コロナウイルスに感染した人はおらず、実験室のセキュリティレベルは最高水準だ」として疑惑を強く否定した。

だが新型コロナウイルスの起源をめぐる論争は続くものと予想される。新型コロナウイルスが全世界を襲って9カ月が過ぎたがウイルスが動物からヒトに広がるまでにどのような中間宿主を経たのか正確に明らかになっていないためだ。

新型コロナウイルスの起源を調査するとして7月に中国に行った世界保健機関(WHO)の専門家チームは事前調査という理由で発生地の武漢は訪問せずに帰ってきた。WHOの起源調査の目的も新型コロナウイルスが動物からヒトにどのように感染したのかであり、どんな種が関与したのかを確認することだ。








いまだ謎に包まれる新型コロナの起源

2020年12月8日 18:00 発信地:パリ/フランス [ フランス, ヨーロッパ ]
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いまだ謎に包まれる新型コロナの起源
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米ニューヨークの病院から運び出される新型コロナウイルス感染症患者の遺体(2020年4月6日撮影)。(c)Bryan R. Smith / AFP

米ニューヨークの病院から運び出される新型コロナウイルス感染症患者の遺体(2020年4月6日撮影)。(c)Bryan R. Smith / AFP
封鎖された中国・武漢の生鮮市場(2020年1月11日撮影)。(c)NOEL CELIS / AFP

スペイン・マドリードにつくられた、新型コロナウイルス感染症患者専門の仮設病院(2020年4月3日撮影)。(c)PIERRE-
PHILIPPE MARCOU / AFP

ブラジル・マナウスの墓地(2020年6月21日撮影)。(c)MICHAEL DANTAS / AFP
米国立衛生研究所が公開した、透過電子顕微鏡で捉えた新型コロナウイルスの画像(2020年2月27日入手)。(c)Handout / National Institutes of Health / AFP
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【12月8日 AFP】新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために多くの科学者らが先を争いワクチン開発に取り組む一方で、過去を調べる研究者らもいる。ウイルスは一体どこからやって来たのか、という最大級の謎の解明に取り組んでいるのだ。

 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は11月30日、記者会見で「われわれは起源の解明を望んでおり、そのためにあらゆる手を尽くす」と言明した。

 だが、成功が約束されているわけでは決してない。

■拡散の起点

 1年前に中国の都市、武漢(Wuhan)で最初期の症例が報告されてから、世界各国で感染の拡大が記録され始めた。

 WHOによると、武漢の最初期の症例は2019年12月上旬から発生し始めたと考えられるという。

 しかし、WHOは11月の報告書で「エピデミック(感染例の突発的な増加)が最初に検出される場所は、必ずしもそれが始まった場所を示しているわけではない」としている。

 この数か月間、さまざまな国の研究者らが示唆してきたのは、下水や血液のサンプルの分析に基づくと、症例は2019年12月のかなり以前から見過ごされていた可能性があるということだ。

 だが、これらの主張を裏付けるための「明らかな証拠」がないと、仏パスツール研究所(Institut Pasteur)ウイルス学部門のエティエンヌ・シモン・ロリエール(Etienne Simon-Loriere)氏は指摘する。

■ヒトへの感染

 新型コロナウイルス感染症が動物起源であることについては、科学者らの見解は一致している。

「大きな疑問は、どうやってヒトへの感染が引き起こされたかだ」と、シモン・ロリエール氏はAFPに語った。

「コロナウイルスの主要な宿主」であるコウモリが疑われてきたと、シモン・ロリエール氏は続ける。

 だが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)をヒトへ導く媒介動物が存在した可能性は高いと考えられる。

 希少な哺乳類のセンザンコウは早い段階で遺伝子分析に基づき、媒介動物である可能性が高いとされた。センザンコウは横行する密輸の犠牲となっている野生動物だ。しかし、この疑いには決着がついていない。

 WHOの調査団は今後、武漢の生鮮市場を調べることで、この点を明らかにする必要がある。市場で販売されていた生きた動物と野生動物は、初期症例の多くとの関連が指摘されている。

 調査団は、世界的な大流行の始まりの時点ではまだなかった手掛かりを携えていく。

 シモン・ロリエール氏によれば、ヒトに見られるのと同様のウイルス受容体タンパク質「ACE2」を持つ動物を注意して探せばよいのだという。

 新型コロナウイルスはこの受容体を通して細胞に侵入する。ミンクやフェレットなどは、ヒトと非常に似た受容体を持つ。

 陰謀論的なうわさの中で数か月にわたり飛び交っていた別の起源説は、新型ウイルスの流行に武漢ウイルス研究所(Wuhan Institute of Virology)が関係しているというものだ。

 シモン・ロリエール氏は、新型ウイルスが誤って流出したという説はまだ完全には排除できないとしつつ、「人為的に作製されたことを示すものは何もない」と強調した。

■「難題」解決に向けて

 WHOは、流行がどのようにして始まったかを理解することは「ヒトの集団へのさらなるウイルスの侵入を防ぐために不可欠」としている。

 だが、どのようにして感染症が動物からヒトにうつったかを追跡調査する過程は「解決に数年を要する可能性のある難題」だと、WHOは警告している。

 目標は「感染伝播(でんぱ)のメカニズムを理解し、さらなる新型のSARS-CoV-3やSARS-CoV-4などの出現を回避するための対策を整備する」ことだと、シモン・ロリエール氏は説明した。(c)AFP/Paul RICARD







●新型コロナの正体、やはり“人工的”ウイルスか 中国当局「荒唐無稽で無知だ」と否定も…米専門家激白「分子にある4つの違いは自然に起きるものではない」
2020.3.11 20:00

 ■生物・化学兵器の世界的権威・杜祖健氏 河添恵子氏と対談

 中国発の新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、安倍晋三政権は9日、中国と韓国からの入国制限を強化した。イタリアや韓国で、感染者や死者が激増するなど、世界は「パンデミック(爆発的大流行)」直前といえそうだ。こうしたなか、毒性学や生物兵器・化学兵器の世界的権威である、米コロラド州立大学名誉教授の杜祖健(アンソニー・トゥー)氏(89)が緊急来日した。台湾出身で、日本滞在中には安倍政権中枢との面会も検討されている。ユーチューブ「林原チャンネル」で8日、新型コロナウイルス問題を徹底追及してきたノンフィクション作家の河添恵子氏と対談し、未知のウイルスの最新情報や、日本の対応について語った。

 「世界(の専門家の間)では『人工的なウイルスだろう』という意見が多い」

 杜氏は、新型コロナウイルスについて、河添氏から「天然のものか? 人工的なものか?」と聞かれ、こう語った。

 1930年に台北生まれ。台湾大学卒業後に渡米、スタンフォード大学やイエール大学で化学研究に従事し、コロラド州立大学理学部で教鞭(きょうべん)をとる。ヘビや植物の天然毒が専門で、80年代にはソ連の生物兵器開発について、毒物のデータベース作成などで米政府に協力した。

オウム真理教による一連のサリン事件で、サリンの分析方法を警察当局に指導したことで知られ、2009年に旭日中綬章を受章した。

 杜氏は、新型コロナウイルスの特性について、「SARS(重症急性呼吸器症候群)以来、動物から人間に移る感染症が米国でも重視されている」「新型コロナウイルスは、潜伏期間にも感染するという点で、これまでとは違う」と語った。

 河添氏は、発生地である中国湖北省武漢市に、エボラ出血熱など、極めて危険な病原体を扱える中国唯一のバイオセーフティーレベル4の施設「P4研究室」が存在することを指摘した。

 これに対し、杜氏は「間接的な証拠から、武漢の研究室から漏れたというのが最も適当な説明だろう」と推測し、1979年に旧ソ連・スべルドロフスクの生物兵器研究施設から炭疽(たんそ)菌が漏れて、近隣に複数の死者が出た事例を挙げ、続けた。

 「旧ソ連のケースは、『空調のパイプがつまったために、外に意図しない形で漏れた』とされている。武漢では、焼却処分されるはずの実験動物を裏で転売して漏れたということもあり得る。また、1つの説として、『SARSのウイルスに手を加えたのではないか』という論文も出た。『(新型コロナウイルスは)SARSと近いウイルスだが、分子に4つの違いがあり、自然に起きる違いではない』と報告されており、人工的に改良された可能性がある」


中国軍機関紙「解放軍報」は1月31日、人民解放軍が陸軍の生物兵器専門家を武漢に派遣したことを報じている。

 杜氏は「台湾側(の専門家)は『感染症を抑えるためなら医学の専門家を送るべきなのに、(中国は)生物兵器の専門家を送っているので、(P4)研究室と関係しているのではないか』と指摘している」と紹介した。

 《中国外務省の耿爽報道官は2月20日、ウイルスが生物兵器の研究所から流出した可能性を指摘した一部報道について、「荒唐無稽で無知だ」と否定し、科学的根拠が全くないと主張した。中国当局は「人工的ウイルス」説も否定している》

 対談では、中国当局の初期対応についても議題に挙がった。

 河添氏は「武漢が当初、隠蔽(いんぺい)をしていたことが絶対的で、習近平政権の問題になる」「日本企業も(中国の)トラップにかかっている」と断じた。

 杜氏も「中国の対応も遅すぎた。武漢全体を隔離するのはあまり意味がない。習政権は、武漢など他のところに責任をなすりつけている。今後の予想はつかないが、多くの都市が分化してしまうと生産や流通も困るし、中国の経済には影響するだろう」と語った。

日本は、東京五輪開幕を5カ月後に控え、感染拡大抑制に必死だ。

 安倍首相は先月27日に全国の小中高校の一斉休校を要請した。9日には、中国と韓国からの入国制限を強化。今月末まで。発行済みの査証(ビザ)を無効とし、入国者には自宅やホテルで2週間待機を要請する。

 杜氏は「日本も、初期に感染者を局部で隔離できればよかったが…。(感染拡大の抑制に努めながら)今後の教訓に将来をどうすべきかに重点を置くべきだ」といい、「病院船の活用」や「動物から人間に移るウイルスについて、大学の獣医学部での研究拡充」などを説いたうえで、日本の危機管理について、こう総括した。

 「どんな生物兵器が、どの国で作られているかという情報を知ることが大事になる。米国も情報を重要視している。日本人は外から見ていて、国防意識が薄すぎる。『国が危ない』ことをあまり知らないのは、メディアが真実を報道しないためだ。防衛面を頼っている米国との関係は重要だが、(国民と国家を守るためには)憲法改正は必要だと思う」








中国当局が関与!?新型コロナ「人工ウイルス」証拠論文が“消滅” 超エリート教授が迫った「2つの研究所」と「ウイルス流出説」
2020.3.17 20:00


 また、世界の科学者や専門家が少なからず、「天然ではなく人工の可能性」を示唆していることもあるのか、中国側は白々しく「米国が拡散した」「日本ウイルス」「イタリアウイルス」などと表現するなど、明らかにウイルスの“脱中国化”を進めようとしている。

 これに対し、マイク・ポンペオ米国務長官は、以前から新型コロナウイルスを意図的に「武漢ウイルス」と呼ぶなど、中国の情報操作を許さず、「中国・武漢が発生源だ」と断言し続けてきた。

 こうしたなか、カギを握る、あるリポートが注目されている。

 科学者向けのグローバル情報共有プラットフォーム「リサーチゲート」に2月6日、中国の理系トップクラスの国立大学、華南理工大学(広東省広州市)の肖波涛教授と、武漢科技大学附属天佑医院に在籍し、科学調査も行う人物との連名で発表された「2019−nCoVコロナウイルスの可能な起源」という英文リポートだ。

 肖氏は、生理学・生物物理や、医薬生物学、生物データ学、生化・分子生物学、微生物学が専門で、2011年から13年まで米ハーバード大学医学部ボストン小児病院に籍を置き、帰国後、17年まで武漢市の華中科技大学物理学院生物物理所の教授と副所長だった。

「武漢市疾病予防管理センターが協和病院に隣接している」の記述

 私(河添)も入手した、リポートの一部を紹介しよう。

 《(新型コロナウイルスはコウモリ由来とされるが)コウモリは武漢の海鮮市場では売買されていない。市場に飛んでくる可能性も非常に低い。他に感染経路はあるのか? われわれは、2つの研究所を特定した》

 《第1の研究所は、海鮮市場から280メートル以内にある「武漢市疾病予防管理センター」。研究目的で動物を確保し、病原体収集と識別を専門にしていた。過去2年以内にコウモリを湖北省から155匹、浙江省から450匹調達している》

 《第2の研究所は、海鮮市場から約12キロメートルのところにある「中国科学院武漢病毒研究所」。この研究所は、中国の馬蹄コウモリが、重度のSARS(重症急性呼吸器症候群)の大流行を2002年から03年に引き起こしたと報告している》

 《誰かが、コロナウイルスの進化に関係していた》《ウイルスや、その誘導体が実験室から漏れる可能性はある》《ウイルスはおそらく、武漢の研究所で発生した》

もう一つ、このリポートで注目すべきは、《武漢市疾病予防管理センターは、医者らのグループが最初に感染した協和病院に隣接している》という部分である。

 協和病院は今年1月中旬以降、医療関係者が「1人の肺炎患者を治療したところ、14人の医療従事者が同時感染した」「われわれの多くが感染しているはずだが、検査すらしてもらえない。われわれは隔離ではなく、軟禁状態にある」などとSNSで発信した“渦中の病院”なのだ。

 肖氏らのリポートが正しければ、中国側の責任は重いとみられる。

 ただ、「リサーチゲート」に掲載された肖氏らのリポートは削除されてしまった。しかも、肖氏らは現在、行方不明とされる。

 中国では、昨年12月に「原因不明の肺炎発生」にいち早く警鐘を鳴らしながら、公安当局に「デマを広めた」と摘発され、今年2月に新型肺炎で亡くなった武漢市の男性医師、李文亮氏のようなケースがある。

 肖氏のリポートは、より具体的であるため都合が悪かったのか…。おそらく、トランプ氏率いる米国は、全真相をつかんでいるはずだ。 

 ■河添恵子(かわそえ・けいこ) ノンフィクション作家。1963年、千葉県生まれ。名古屋市立女子短期大学卒業後、86年より北京外国語学院、遼寧師範大学へ留学。著書・共著に『米中新冷戦の正体−脱中国で日本再生』(ワニブックス)、『世界はこれほど日本が好き』(祥伝社黄金文庫)、『覇権・監視国家−世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』(ワック)など。







●米当局、中国・武漢の研究に警鐘
コウモリのコロナウイルス

2020/4/15 17:03 (JST)4/16 12:06 (JST)updated
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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは14日、米当局者が2018年に中国湖北省武漢市の中国科学院武漢ウイルス研究所を訪問後、同研究所が行っていたコウモリのコロナウイルス研究の危険性に警鐘を鳴らす公電を米国務省に送っていたと伝えた。新型コロナウイルスが同研究所から漏えいした証拠はないが、トランプ政権内でこの公電が再び注目を集めているという。

 同紙によると、在中国米大使館員らは18年1月に研究所を数回視察。公電には研究内容に関し「コウモリのコロナウイルスが人に感染し、SARSのような病気を引き起こす可能性を強く示唆している」と明記していたという。







●中国「コロナ隠蔽文書」入手! サンプルの回収・隠滅指示…当初は「武漢肺炎」と呼称していたことも  月刊「正論」がスクープ
2020/12/29(火) 16:56配信

夕刊フジ
 26日発売の月刊誌「正論」(2021年2月号)が、衝撃的なスクープを放っている。中国湖北省武漢市で発生し、世界的大流行(パンデミック)を引き起こしている新型コロナウイルスについて、中国当局が今年1月、武漢での大流行を隠蔽するよう指示したとする文書を入手し、掲載しているのだ。新型コロナは世界中で7900万人以上が感染し、170万人以上の死者が出ている。習近平国家主席率いる中国共産党政権の許しがたき「隠蔽体質」の証拠となりそうだ。

 「重大突発伝染病防疫制御工作における生物サンプル資源及び関連する科学研究活動の管理工作の強化に関する通知」

 「正論」が入手した文書には、このような題名(編集部訳)が付けられていた。日本の厚労省にあたる「国家衛生健康委員会」が今年1月3日、伝染病の防疫とコントロールを強化するためとして、各省や自治区、直轄市などの関係機関に出したとされるものだ。

 マイク・ポンペオ米国務長官は5月6日の記者会見で、「(本当の感染者である)0号患者や感染が始まった場所の詳細は、中国共産党だけが知っている。中国は必要な情報の共有を拒否している」「武漢での大流行を隠蔽した」などといい、「通知」の存在を指摘していたという。

 まず、「重大突発伝染病」とあるように、中国当局は当初から、未知のウイルスの深刻さを理解していたとみられる。関係機関には、各地の「人人感染病原微生物高等級生物安全実験室」が含まれており、ウイルスの「ヒト・ヒト感染」を把握していたともいえる。

 「通知」では、病例生物サンプル資源(=病人の血液、血清、痰(たん)、死亡患者の死体組織、臓器など)の採集、運輸、使用及び科学研究活動の管理工作についてとして、10項目の要求(指示)をしている。

 この中で、「正論」編集部は、以下の6番目に注目している。

 「この通知が発出される以前に、既に関連する医療衛生機構で関連する症例の生物サンプルを取得している機構及び個人は、そのサンプルを直ちに隠滅、或(ある)いは国家が指定する機構に送って保存保管し、関連する実験活動や実験結果を適切に保存する」

 編集部は「隠滅」と訳した理由として、「実態は、存在していた事物を跡形なく消してしまうことを示唆する色彩が濃い」と説明している。

 中国政府は、ウイルスの起源を武漢とする説に否定的姿勢を示し続けている。外務省の趙立堅報道官は3月、「米軍が武漢に感染症を持ち込んだのかもしれない」とツイッターで発信した。当局は最近、輸入冷凍食品に付着したウイルスが武漢に入ったとの説を強調している。

 「通知」の3番目には、「最近の武漢肺炎の病例サンプルについては…」とあり、中国当局が当初、「武漢肺炎」と呼んでいたことが分かる。

 新型コロナの起源解明については、世界保健機関(WHO)の国際調査団が来年1月にも中国入りする見通しと報じられている。ただ、WHOを率いるのは「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるテドロス・アダノム事務局長である。

 今回の「通知」の一部を今年2月、中国語や英語でいち早く配信したのが中国のニュースサイト「財新ネット」だった。「正論」編集部は今回、中国共産党の重鎮が、同社社長を叱責したという文書も入手・公開している。

 「正論」のスクープ文書をどう評価すべきか。

 中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「極めて重要な文書だ。これまでも、『中国当局がウイルス情報を隠蔽した』という記事が報じられたが、今回の指示文書の入手・報道で、共産党の隠蔽体質、無責任体質が改めて確認された。世界各国へのインパクトも大きい。だが、中国は『何もなかった』とウソをつき続けるのではないか」と語っている。

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最終更新:12/29(火) 21:22
夕刊フジ






●「あそこへは行くな」 中国・雲南、ウイルスが潜む山
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墨江ハニ族自治県=平井良和
2020年12月10日 17時30分

コロナの起源 科学者たちの足跡

 亜熱帯特有の深い緑の山々の間に霧が立ちこめる。切り立った崖沿いの道に立つと、眼下には赤土を削りながら蛇行する大きな川が見える。

 人類を新型コロナウイルスを襲った今年、その遺伝子配列と96%一致するとして世界各地の科学者の注目を集めたウイルスが、7年前にこの中国雲南省の山奥で見つかった。

 そのウイルスの名は「RaTG13」。新型コロナウイルスの近縁種が発見されたのは、どんな場所なのか。たどってみることにした。

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RaTG13が見つかった廃銅山の周囲は緑の深い山々が連なる=中国雲南省墨江ハニ族自治県、平井良和撮影

 まず訪ねたのは、省都の昆明市から300キロ南下したところにある「通関」という町だ。北回帰線を越えたすぐ先にあり、古くから茶を栽培している少数民族ハニ族が暮らす墨江ハニ族自治県に位置する。香辛料や野菜などを売る市場があり、街道沿いに雑貨店や鶏1匹を丸ごと煮込む鍋料理の店が並ぶ小さな町だ。

 町の名前「通関」は中国語で「トングアン」と読む。その英語表記の頭文字をあわせれば「TG」。RaTG13が発見された地域を示す「TG」だ。「Ra」はコウモリの一種、「13」は2013年に採取されたことを表している。

 このウイルスを見つけたのは、中国湖北省武漢にある中国科学院武漢ウイルス研究所のチーム。今年2月、英科学誌ネイチャーで新型コロナウイルスと「96%一致した」との研究結果を発表した。02〜03年に中国を襲ったSARS(重症急性呼吸器症候群)の起源をたどる研究で中国各地を回る中で、採取したウイルスの一つだったという。

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通関の民家と住民=中国雲南省墨江ハニ族自治県、平井良和撮影

閉鎖された銅山 住民は口を閉ざした
 チームの論文によると、RaTG13が発見されたのは銅山だった。通関の住民に聞きこむと、確かに町から山一つ隔てた先にかつて銅山があったという。その方向へ車を走らせること1時間。激しく蛇行する道は車がやっと通れるほどにまで細くなり、断崖を縫うようになった。途中、土砂崩れの跡や群れて歩く水牛にも出くわし、それらを慎重に避けながら進んだ。

 道端で豆を干す女性を見つけて銅山の場所を尋ねると「十キロ以上先にあったがもう閉鎖された。詳しく知らないが、人が亡くなったと聞いた」とは答えたが、多くは語らなかった。

 銅山に近づくほど、点在する集落に住む人たちの口は重くなっていった。





●最初の感染者から1年 “発生源”武漢 “市場クラスター”だったか
2020/12/8  11時57分

 中国・武漢市で新型コロナウイルスの最初の感染者が確認されてから8日で1年となります。感染者が出た海鮮市場では去年12月初めの時点で既に感染クラスターが発生していた可能性があることが分かりました。武漢からの報告です。

 道路を挟んで左右にある建物の1階が新型コロナの発生源とされる華南海鮮市場です。武漢では今、市民から「武漢は最も安全だ」「英雄の都市だ」などと自信さえ感じさせる声が聞かれました。

 武漢市は最初の感染者が確認されたのは、去年の12月8日だと発表しています。しかし、この海鮮市場が入る建物の2階で働く従業員はJNNの取材に対して、同じ時期、市場では既に複数の体調不良者が出ていたと証言しました。この市場で既にクラスターが発生していた可能性があります。

 「去年は海鮮を販売する複数の人の体調が悪くなり検査に行くと、ただの肺炎だと言われた。彼らはその後、コロナだと確認された」(海鮮市場の2階で働く女性)

 一方、新型コロナで娘を亡くし、地元政府を訴えている女性の心の傷は今も癒えることはありません。

 「私が目にしている武漢は、去年のことがなかったかのようです」(娘を亡くした 楊敏さん)

 発生源を特定するためのWHOによる武漢での現地調査は、いまだ実現されていません。




●アングル:コロナ起源は「輸入冷凍食品」と中国主張、西側は反論
2020/11/29(日) 8:29配信
ロイター
11月20日、新型コロナウイルスの感染者が世界的に急増している中で、中国は国営メディアを使って「コロナの起源は中国」との見方を否定する情報の拡散を続けている。北京のスーパーで11日撮影(2020年 ロイター/Thomas Peter)

[上海 26日 ロイター] - 新型コロナウイルスの感染者が世界的に急増している中で、中国は国営メディアを使って「コロナの起源は中国」との見方を否定する情報の拡散を続けている。ウイルスは昨年終盤に武漢の海鮮市場で確認されたが、それより前に海外に存在していたという主張だ。

これらのメディアは、ウイルスが輸入冷凍食品に付着していたと指摘。国内の科学論文なども、従来考えられていたよりも早く欧州でウイルスが出現していたと主張し、これを中国発でコロナが広がったとは言えない可能性の証拠としている。

25日には中国共産党機関紙の人民日報が、フェイスブックに「#新型コロナ感染症の始まりは武漢ではなかった。輸入された冷凍食品とその包装部分に由来しているのではないか」とする専門家の見解を投稿した。

世界保健機関(WHO)は、食品や包装のどちらもコロナの感染経路だとは見られていないとの見解を示している。それでも中国は輸入冷凍食品にリスクがあると唱えて検査態勢を強化し、その結果、ウイルスが見つかったと何度も発表して輸入品の受け入れを拒否。輸出した国が異議を申し立てる事態になっている。

人民日報系のタブロイド紙、環球時報も、新型コロナ感染症は中国外が起源だとする見方を積極的に広めている。

かつて中国疾病対策センターで疫病分析部門トップだったZeng Guang氏は、24日の環球時報で「いつ、どこでウイルスの拡散が始まったのか。ウイルスの追跡で全て解明できるわけではないが、武漢で検出される以前に、複数の場所で同時に存在していた可能性は極めて大きい」と主張。

その前週には、武漢で最初に見つかったことはむしろ、中国の感染症予防体制の強固さを証明するもので、2002─03年のSARS(重症急性呼吸器症候群)流行への対応で培われたとも主張していた。

<根拠は薄弱>

新型コロナウイルスの起源を巡って、世の中にはさまざまな観測や陰謀論があふれる。中国が初期段階で情報流出を抑圧し、海外の専門家による調査も拒んだことが、これを助長している。3月には中国外務省の報道官が、米軍によって武漢にウイルスが持ち込まれたと示唆する場面もあった。

王毅国務委員兼外相も、ウイルスの起源が中国かどうかは不確かだと言い続けている。中国外務省は、ウイルスの起源は科学の分野に属する問題だと述べるばかりで、中国起源を指摘する米国やオーストラリアなどを激しく非難している。

Zeng氏や国営メディアは中国が起源とみなされない根拠として、イタリア国立がん研究所が公表した論文を挙げる。この論文によると、同研究所が昨年10月にがん患者から採取していたサンプルから新型コロナの抗体が見つかったという。

バルセロナの下水で昨年3月に採取していたサンプルから、新型コロナウイルスが検出されたとする論文も今年、別に発表されている。

しかし、西側諸国では2つの論文に批判が集まっている。ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンで遺伝子学を研究するフランソワ・バルー氏はツイッターで「薄弱な証拠に基づく声高な主張が、必要な精査や、より幅広い科学的根拠を考慮に入れることなく、各方面に伝えられている」と苦言を呈した。その上で、たとえ昨年9月にイタリアで新型コロナウイルスが存在していたとしても、必ずしもそこが起源だということにはならないと強調した。

バルー氏はロイターに対し、新型コロナウイルスに最も近似するウイルス株が中国のコウモリを介して広がったという強力な科学的根拠があり、時間軸を動かしたとしてもなお、起源は東アジア、そして恐らくは中国の可能性が最も高いと指摘。

そこから世界の他の地域に広がっていたとみられると説明した。つまり、新型コロナウイルスの起源を巡る従来の見解は、引き続き変わりようがないという。

(David Stanway記者)

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最終更新:11/29(日) 10:46
ロイター







●2020/11/26(木) 02:54
米華字メディアの多維新聞は24日、英BBCが発表した今年の「100人の女性」に、「武漢日記」を発表した中国の作家の方方(ファンファン)氏と香港の民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏が選ばれたことを報じた。
記事によると、23日にこのリストを発表したBBCは「(100人は)人々の心を鼓舞し、影響力を備える女性だ」と述べ、「リストは激動期に変革を主導し、役割を果たした人を強調した」と説明。
武漢のロックダウン中に記した日記で注目を浴びた方方氏については、「本名は汪芳氏。中国の作家で100を超える作品を発表。今年、同氏は武漢の事件を記録し始めた。武漢は新型コロナウイルスの感染爆発が最初に現れた場所だ」と紹介し、
「日記の英語版が国際的に認知されるようになるにつれ、同氏が事件を報じたことへのネット上の反発も加速した。多くの中国人の怒りを買い、売国奴のレッテルまで貼られた」と指摘した。
記事はまた、BBCの周氏に対する紹介に「自身の家族と国を救うために奮闘した伝説の英雄(にちなんだニックネームが付けられた)」との記述があることなどに触れた上で、「このリストについて、
中国のネットユーザーからは『BBCの攻撃性と中国への敵意が示されている』との声が上がった」と説明。さらに「武漢日記」をめぐって「他国に中国を攻撃する『弾薬』を与えた」などの批判が過去にあったことも伝えた。(翻訳・編集/野谷)
2020/11/25
https://www.recordchina.co.jp/b855949-s0-c30-d0063.html
https://img.recordchina.co.jp/thumbs/m1200/202011/20201125-035807626.jpg







● 投稿日:2020/09/13(日) 12:56

アメリカに逃亡したウイルス学者が開示、Covid-19が武漢の実験室から来たことを証明します

彼女はCovid-19ウイルスが存在することを世界に広まる前に調査しました。その後、中国のウイルス学者は人生を恐れて、
米国に亡命しました。Li-Meng Yanは、ウイルスが自然界からではなく実験室から来たという証拠を提示したいと考えています。

画像
https://imgur.com/5WTFLmD.jpg

彼女は現在、危険がある為アメリカの秘密の場所に隠れています。中国のウイルス学者Li-Meng Yanは、
中国を逃れて以来初めて公開されました。今週金曜日、英国の勇気ある女性を描くトーク番組、
「Loose Women」に登場し、Covid-19が武漢のウイルス学研究所にて人工的に作成したという科学的証拠を持っていると明らかにしました。

彼女は2019年Covid-19に関するいくつかの最も初期の研究をしたと言います。
世界中で90万人以上の人々を殺したコロナウイルスがどこから来たのか尋ねられたヤンは、
まぶたを打つことなく答えました。「それは中国の研究所から来た。武漢の研究所で、研究所は中国政府が管理している。」

「ウイルスは自然発生したのではない」と彼女は主張し、彼女は中国の疾病予防センター(CDC)と
地元の医師から直接情報を持っていると説明した。

また彼女が香港で働いていたとき、当局と香港大学の元監督者によって沈黙させられました。大学の公衆衛生学校は、
世界保健機関(WHO)と提携している参照研究所です。彼女は「政府から沈黙して注意しなさい」と忠告されていました。
「さもなければ、私たちは消される」4月にヤンは米国に逃れました。

ヤンが米国に渡る前、既に彼女の情報は中国政府のデータベースから削除されました。
彼女は「中国がどのように情報提供者を扱うのか知っている」ので、彼女は逃げなければなりませんでした。

彼女は今、ウイルスが武漢の実験室で人工的に作られたという科学的証拠を発表することを計画しています。「ゲノム配列は人間の指紋のようなものです」と彼女は説明します。彼女はなぜウイルスが中国の実験室から来たのか、そしてなぜその実験室が新しい病原体が作られる唯一の場所なのかを説明するでしょう。
「私が世界に真実を伝えなければ、私はそれを後悔することを知っています。」

中国当局は今、彼女の痕跡をすべて削除し、彼女がうそつきであるという噂を広めています。

独メディア Blick ソースドイツ語 "Chinesische Forscherin will beweisen, dass Covid-19 aus Labor kommt" 2020/9/12 9:27
https://www.blick.ch/news/ausland/in-die-usa-geflohene-virologin-packt-aus-chinesische-forscherin-will-beweisen-dass-covid-19-aus-labor-kommt-id16089881.html

英TV局 ITV ソース英語 "Virologist Dr. Li-Meng Yan claims coronavirus 'cover-up' made her flee China"2020/9/11
https://www.itv.com/loosewomen/articles/virologist-dr-li-meng-yan-coronavirus-cover-up-claims


https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1599934550/





●武漢ウイルス研究所のシー・ツェンリ研究員が、1000の極秘書類を持参した上で、アメリカに「亡命」した
自由時報 2020/05/02

新型コロナウイルスの拡大がいまだに続いている中、最近、世界の多くの国がこの新型ウイルスが、中国の武漢の研究所に関連している可能性があるという疑惑を表明している。

アメリカ政府もまた、さまざまな公開情報を調べる中で、ウイルスの出所は「中国科学院からの可能性が最も高い」と判断したと発表している。関連が疑われているのは、武漢ウイルス研究所と武漢疾病管理予防センターだ。

最近、武漢ウイルス研究所の副局長である石正麗(シー・ツェンリ)氏が、家族と共に、「 1,000近くの秘密文書」を持ち出した上で、ヨーロッパに逃亡し、アメリカに亡命を求めたと伝えられている。

中国の最高レベルの病原体研究施設である武漢ウイルス研究所の主任研究員であるシー・ツェンリ氏が、中国からの逃亡に成功したことは、4月24日、アメリカ大統領の元上級顧問であるバノン氏により伝えられたとされる。

シー・ツェンリ氏はフランスにあるアメリカ大使館に亡命を申請したされる。彼女の脱出を助けたのは、中国の公安部門の副局長であるスン・リジュン(Sun Lijun)氏だとされる。リジュン氏はその後、中国当局に逮捕された。

しかし、中国の国営メディア「グローバルタイムズ」は、シー・ツェンリ氏が亡命したことを否定している。

現在、各国で、新型コロナウイルスが中国武漢の研究所から流出したものなのではないかとする疑惑が噴出しているが、今のところ、それを証明できる根拠はない。

英国のメディア「デイリー・テレグラフ」は、アメリカ、オーストラリア、その他 5か国で構成される調査機関「ファイブ・アイ・アライアンス (Five Eyes Alliance)」が、新型コロナウイルスの発生源が、武漢ウイルス研究所なのか、それとも、武漢の海鮮市場なのかを調査中だとしていて、中国とオーストラリアも、この調査に参加したと報じている。

調査では、武漢ウイルス研究所でコウモリの研究に関係していたシー・ツェンリ氏と、もうひとりの科学者である周鵬(ゾウ・ペン / Zhou Peng)氏が調査の対象となっている。






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「コロナ類似ウイルス、7年前に武漢研究所に送られていた」=米メディア
「コロナ類似ウイルス、7年前に武漢研究所に送られていた」=米メディア
7年前に中国武漢のウイルス研究所に送られたウイルスのサンプルが、新型コロナウイルスにとても酷似しているという主張がでている(提供:news1)

7年前に中国武漢のウイルス研究所に送られた あるウイルスのサンプルが、新型コロナウイルスにとても酷似しているという主張がでている。

6日(現地時間)米国のブルームバーグ通信は、英国の保守系高級紙“サンデータイムズ”の新型コロナ起源についての特別記事を引用して、先のように報道した。

この報道によると、去る2013年に中国南西部地域でコウモリの排泄物を片付けていた6人の男性がひどい肺炎にかかった。これに科学者たちは、このコウモリの集団生息地である閉鎖された銅山で採取した冷凍サンプルを武漢のウイルス研究所に送った。

この6人のうち3人が死亡したが、最も有力な死因は、コウモリから伝染したコロナウイルスだというのが、この特集記事の内容の骨子である。

武漢ウイルス研究所 感染症センターの責任者である、類似ウイルス専門家の石正麗博士は、新型コロナの発生時に雲南省にある同じ鉱山を研究していた。

石博士は去る2月の論文で新型コロナを説明しながら、2013年の雲南省でのコロナウイルスのサンプルである“RaTG13”と96.2%似ていると伝えていた。

サンデータイムズは、石博士の説明を引用し、“RaTG13”が廃坑から発見されたウイルスであることがほとんど確実だと伝えている。



●中国の教授「コロナ、武漢市場近くの実験室から流出」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.17 10:030 글자 작게
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中国だけで1660人以上の死亡者を出した新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が中国実験室から流出した可能性を提起した論文を中国の学者が発表していた。

16日、明報や蘋果日報など香港メディアによると、中国広東省広州の華南理工大学生物科学と工程学院の肖波涛教授は今月6日にグローバル学術サイト「ResearchGate(リサーチゲート)に論文を発表した。論文は新型コロナがコウモリから中間宿主を経て人に伝染した可能性よりも、湖北省武漢の実験室2カ所から流出した可能性を提起した。肖教授は武漢ウイルス研究所よりも武漢疾病予防管理センターが震源地である可能性が高いとみられると主張した。武漢ウイルス研究所は新型コロナが集中的に検出された華南水産市場から12キロメートル程度離れているのに対し、武漢疾病対策予防管理センターはわずか280メートルの距離にあるためだ。

肖教授は実験室からの流出とみている理由について、新型コロナの天然宿主である「キクガシラコウモリ」は武漢から900キロメートル離れた雲南省・浙江省などに棲息していて、食用としては特に使われていない点を挙げた。また、武漢市政府の報告書や武漢市民の証言を総合すると、華南水産市場でこのようなコウモリは扱われていなかったという。

反面、武漢疾病予防管理センターは2017年と2019年、実験用に多くのコウモリを捕まえた。2017年には湖北省・浙江省などで約600匹のコウモリを捕まえたが、この中には重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスを持つキクガシラコウモリも含まれていた。当時、同センターの研究員は、勤務中にコウモリに噛まれたり尿をかけられたりしたと話した。同センターはコウモリの細胞組織を分離させてDNAとRNA配列などの研究を行ったが、ここで出た汚染されたゴミがウイルスの温床になったというのが肖教授の主張だ。

初期に新型コロナに感染した患者が訪れた場所として知られている協和がん病院は武漢疾病対策センターとは通り一つを挟んだところにあったと論文は伝えた。こうした中、科学技術部の呉遠彬局長は15日、「実験室でウイルスを研究する際に安全にさらに注意を傾ける内容の指導意見を発表した」と明らかにした。現在、肖教授とは連絡が取れず、該当論文はサイトから削除された状態だ。

共産党の理論紙「求是」は、習近平首席が先月7日の政治局常務委員会会議でウイルス事態を予防・統制するために努力するよう指示したと16日、公開した。今回の公開で習主席が新型コロナを初期に把握していただけでなく、対処の指揮さえしていたと認めるようなもので、習主席の対応失敗責任論が強まっているとニューヨーク・タイムズ(NYT)は報じた。

一方、台湾で新型コロナの感染によって初めて死亡者が出たと中国現地メディアが16日、伝えた。この患者はB型肝炎と糖尿にも罹患していた。中国本土を除く地域で死亡者が出てきたのはこれで5例目となる。

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●“コロナ流出説”武漢研究所元職員「怖くてもミスを公開すべき」
“コロナ流出説”武漢研究所元職員「怖くてもミスを公開すべき」
“コロナ流出説”武漢研究所元職員「怖くてもミスを公開すべき」(提供:Weibo)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流出説の中心にある武漢ウイルス研究所の元職員が、「怖いがミスも公開すべきだ」と呼びかけた。

 18日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、武漢ウイルス研究所の元職員はミスを公開するよう促し、「早く真実を明らかにすることは、新型コロナウイルス事態に非常に重要だ」と述べた。

 このような元職員の発言は、新型コロナウイルスの武漢研究所流出説を意識したものとみられる。

 英国フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、武漢研究所の科学者らは人間を感染させるコウモリコロナウイルスを作り出したという。2015年、科学誌「ネイチャー」は武漢研究所が作った人工ウイルスの危険性を指摘する記事を掲載した。

 これにより、新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から始まったという主張が拡散したが、中国は強く否定した。

 元職員も、研究所で新型コロナウイルスが作られ、流出したという説は「違う」と釘をさした。

 元職員は「研究所は新型コロナウイルス変種ウイルスを防ぐことに成功し、ワクチン研究を進めるなど、新型コロナウイルスが最初に報告されて以降、拡散を最小限に抑えた」と明らかにした。

 また「武漢ウイルス研究所と習近平中国国家主席が、研究所を取り巻く噂と汚名に1つ1つ反論しなければならない」と主張した。




●「武漢肺炎、初期からウソ」…信頼危機に直面した中国政府
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.23 09:020 글자 작게
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中国の新種コロナウイルス感染症「武漢肺炎」が急速に拡散している中、中国政府が感染情報を縮小して発表しているという批判が相次いでいる。

22日(現地時間)、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、香港最高の伝染病専門家である香港大学の袁国勇教授は「武漢肺炎はすでに患者の家族や医療スタッフの間で伝染する拡散段階に入っており、重症急性呼吸器症候群(SARS)のときのように、地域社会内の大規模発病が起きる段階に近づいている」と警告した。

香港大学研究陣はまた、今月1日から17日までの約半月間に武漢肺炎がすでに中国本土20都市に広がった可能性もあるとの研究結果を出した。現在、中国政府が公式発表した確診者は400人余りだが、研究陣は武漢で1343人、その他の中国都市で116人が感染していると推算した。

これについて、中国政府が2003年SARS事態の時のように感染情報を隠しているのではないかとの疑惑が中国内外から向けられている。当時、中国政府は発生5カ月が経過してから公式に認定するなど後手対応で病気の世界的拡散を招いたという叱責を受けた。

SARS事態当時、世界保健機関(WHO)アジア地域報道官を務めたピーター・コーディングリ氏は21日、SNSを通じて「中国政府が武漢肺炎の拡散に対して初めからウソをついていた」とし「SARS発生時と全く同じように無謀な行動を取っている」と主張した。

当局を批判する声は中国内部からも相次いでいる。中国官営メディア「Global Times(グローバルタイムズ)」の胡錫進編集長は21日に出した論評で、武漢地方政府の後手対応を批判して「感染専門家の鍾南山教授が武漢肺炎の人間伝染事実を公開しなかったなら、武漢当局がこれを公式に認める意志があったかどうかも疑問」と突いた。

香港大学の言論・メディア研究センターの傅景華教授は、感染が疑われる事例や外信報道に言及したSNS掲示物が削除されたという主張を提起した。

中国SNSでも当局の情報公開の遅さに不満を表わすコメントが熱い反応を得ている。22日、ブルームバーグ通信によると、医療スタッフの間で共有された伝染病発生に関連する投稿文は、微博(ウェイボー)で10億回以上の閲覧数を、当局に透明な情報公開を促す北京ニュースの社説はWeChat(微信)で10万回以上の閲覧数を記録した。

このような大衆の不信によって、情報検閲に慣れている習近平中国国家主席がジレンマに直面したとの報道もある。習主席が感染情報を透明に公開することと、政府に対する批判を落ち着かせるために情報を統制していることの間で綱渡りをしているというものだ。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「伝染病の発生で習近平主席と中国共産党の秘密主義が試されることになった」と「今回の事態が習近平のリーダーシップに対する重大な試金石になるだろう」と伝えた。

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